現在、世の中にはたくさんのSNSがありますよね。
2020年の総務省調査によると、令和2年(2020)の国内SNS利用率は73.8%で、前年より4.8%上昇しています。
特に、20代のSNS利用率は高く、令和2年(2020)には全体の9割超と、ほぼ全員に達しています。
「インスタ映え」などという言葉も普通に使用されている世の中。
タレントのふかわりょうさんの言葉が深く突き刺さるとSNSで物議を醸しています。
「いいねなんていらない」
SNSに投稿された新聞記事。
タレントのふかわりょうさんが書かれたコラムです。

コラムには、このように書かれています。
「映える」かどうかが大きな基準となった今、日常を切り取る行為は、後々行動を振り返るためというより、「いいね」を獲得するため。
現在、SNSにはたくさんの素敵な画像が投稿され、見ている私たちを楽しい気分にさせてくれる投稿もあります。
しかし、中にはそうではないものもあるのではないか?
撮影のためだけに行っているということもあるのではないか?
ふかわさんは続けます。
それはきっと、不安の裏返し。
自分の人生が幸せだと実感したい。
みんなに幸せだと言われたい。
そんなこと、周囲が決めることではないのに。
彼女たちはインスタ映えする棺桶を選ぶのでしょうか。
SNSへの投稿の全てが承認欲求だと決めつけるのはよくないことですが、SNS投稿のためだけに撮影に出かけたり、確かに過剰になっているところはあるのかなと思います。
ただ、コラムの最後の文章には心を打たれました。
それは…
「いいね」よりも自分の「いいね」がひとつあればいい。
そもそも人生にいいも悪いもない。
ふかわさんの「いいねなんていらない」へ、多くの反響が投稿されていたので紹介します。
自分が良いと思ったものを他者に共感される
これは人が生きていく上で非常に大切なことだけど最近はSNS等でこれらが過剰になっている
最大の問題は、
他者に良いと評価されないと価値がないという
そもそもの構造の逆転自分の価値観は自分で決める
その大前提を今一度思い出さなくてはなと思った— ムジナ (@mujina_samehole) September 4, 2022
昔、同じことを考え、写真を撮らなかった。
しかし歳を重ね、写真が記憶を蘇らせるトリガーとしての役割が大きいことに気が付いた。思い出せない事柄でも写真を見ることで周りの景色、前後の出来事まで思い出せるのだ。
だが、写真がないと思い出せなかったり。それ以降なるべく撮るようにしている。— NaOH (@enkanatori) September 4, 2022
子供が幼稚園の頃
運動会の開会の挨拶で園長先生が言っていました
「みなさん、カメラやビデオに一生懸命になると思いますが、ぜひナマの眼で見てください」— 伝左衛門 (@LwpeSjMlY59pRq9) September 4, 2022
いいね欲しさに東奔西走する人は実際どれくらいいるのかな。というか仮にもしそうだとして他人のいいねが自分の喜びになる人がいても別にいいじゃんよ。否定はしてないよって書いてますけど?って言うんだろうけど。
それと「彼女たち」って…— らいのす (@tocumalushu0217) September 5, 2022
人生にいいも悪いもないっていっておきながらSNSでいいね稼ぎする人を「私はいらない。」と一蹴
それって、ブランドとか持って喜んでる人を横目に「私はいらないわ。」ってわざわざ言ってるのと同じだと思う
別にその人が楽しんでるんだから、わざわざ水差すこと言わんでもえーやん
こじらせとんな
— Baby & SHIBA (@Baby_SHIBA09) September 5, 2022
若者ばかりではなく、60代のSNS利用率は6割超、そして70代以降の利用率も50%に迫る勢いとなっています。こうしたことから、すでにSNSは若者のツールではなく、幅広い世代で一般化した言えます。
なにもかもが便利になっている時代。
時代についていかなければいけない!と思うところもありますが、そんなに無理してついていく事はないんじゃないかって思います。
自分の心を大事に生きていきたいですよね…
最後までお読みくださりありがとうございました。
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