昭和32年創業の東京都青梅市二俣尾駅前にある多摩書房。
創業から変わらない佇まいが話題になっています。
二俣尾駅前にある多摩書房
grapeより引用。
青梅線二俣尾駅。多摩書房は二俣尾前にあります。
店を見てすぐに目につくのが大きな看板。大きな黒い「本」と赤い「主婦の友」の文字。風雨で剥げかかった文字と木造平屋の佇まいが懐かしく感じられます。

多摩書房さんは、昭和32年に貸本屋として開業しました。以来、親子2代で多摩書房を守り続けています。

どの街にも一軒はあった多摩書房さんのような古い建物の本屋さん。
お小遣いを持って、「リボン」や「コロコロコミック」を買いに行った幼かった頃の思い出。
昭和40年代くらいまでに生まれた方なら、子供の頃に一度は目にした光景なのではないのでしょうか。

現在はいくつかの図書館と取引があり、維持出来ているそうです。 pic.twitter.com/uFfzcLTenm
— 萬象蒐@レトロ (@bansho_akane) March 17, 2020
店主と大人になったお客さんとの間の「変わらないことへの安心感」
一日お店を開けていても、一人もお客さんが来店しないこともあります。しかし、お店を開けていると、懐かしいお客さんが訪ねてくることもあります。
それは、小さい時に多摩書房で「りぼん」や「なかよし」を買っていた女の子が、お母さんになって実家に帰省したときです。
「おじさん! まだ本屋さん、やってたの! うれしい!」
「子供の頃の多摩書房が、何十年経っても、あの日のままそこにある。それがうれしい!」
小さかったお客さんが、大人になって多摩書房に来店する。
そこには、変わらないことへの安心感があるのではないでしょうか。
二俣尾駅前にある多摩書房へのTwitterでの反応
立ち読みすると、ハタキをパタパタっていうシーンが思い浮かぶ。古い本屋のニオイが好き。💕
— すわの翼 (@DPqSoCGYWzhWLti) March 17, 2020
私も今日文庫本買いましたよ。ブックカバーはシンプルで昔ながらです。 pic.twitter.com/c9cQ6UZ2Lk
— 三枝 (@psygs3193) March 17, 2020
木造の本棚いいなぁと思いつつ拡大して拝見していたら、なんと私が子供の頃、応接間に飾ってあった温度計が!いまこの写真で見なかったら一生思い出すことがなかったと思います。すごく嬉しいです!
— 令ミツゴロウϵ( ‘Θ’ )϶ (@NawaMitue) March 17, 2020
大変だと思いますが、頑張ってほしい書店ですね。🤗
地方ですが、近所の個人書店はみんな閉めてしまいました。😭
唯一残っていた書店兼文房具屋さんも、昨年の夏に閉まってしまいました。😭
子供の頃の思い出の場所がまた一つ消えてしまいました。😭— つっちゃん (@nyanko_inu) March 17, 2020
このような雰囲気をかっこいいと思っています。素敵だ。ありがとうございます。 結構な田舎に住んでいますが自分の周りのレトロなものが区画整理などで消えていっています。思い出の街並みがどこも一緒の街角に変わってしまっています。
— わさび3 (@Wasabiw3) March 17, 2020
10年ほど前に仕事で前を通ったが、庶民文化的文化財の様な気がして、出来るだけ残って欲しいと思ったのを覚えている。
— Towser Glenturret Ⅷ (@TowserVIII) March 18, 2020
まるで、映画の中にでてくるようなたたずまいですよね。
見ていると、懐かしさと安心感が溢れ出てきます。
二俣尾駅前にある多摩書房をご紹介しました。懐かしい雰囲気にひたりたい方は、一度足を向けられてはいかがでしょうか。
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