しんぶん赤旗に掲載された、「電通、首相側に献金」という記事。
新型コロナ対策の持続化給付金で、国の委託先の会社が電通に事業の大半を委託していた。
給付金事業再委託先の電通が、自民党へ多額の寄付をしていたことが話題になっています。
持続金給付業務が電通へ再委託
新型コロナで売り上げが減少した中小企業などに最大200万円を給付する持続化給付金で、国の委託先である一般社団法人サービスデザイン推進協議会が広告大手の電通に対して、事業の大半を再委託していることがわかった。国の委託費の97%は法人経由で電通に流れる。実質的な給付事業は電通が行っているといえ、法人の実体の乏しさが鮮明となった。
はちま起稿より引用。

国から一般社団法人サービスデザイン推進協議会が持続化給付金業務を受託し、さらに電通が業務を再受託する。
国からの事業費は、769億円で、一般社団法人サービスデザイン推進協議会が電通に委託した費用は、749億円。
持続化給付金の委託費の97%が電通にという流れです。
中抜き、丸投げの図式なようにも見えます。
電通が自民党の政治資金団体に3000万円超を献金

国の持続化給付金の事務事業を769億円で受注した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」から、749億円で再受託を受けた広告大手の電通が、安倍晋三首相が支部長の「自由民主党山口県第四選挙区支部」に2011年、13年、14年に各10万円ずつ計30万円を献金していたことが4日、政治資金収支報告書よりわかりました。
また、しんぶん赤旗では、電通から自民党の政治資金管理団体「国民政治協会」へ、安倍晋三氏が政権復帰した、2012年から2018年の7年間で、計3600万円が献金されていたことも合わせて報じられています。
電通から国民政治協会への献金額
年 度 | 金 額 |
2012年 | 720万円 |
2013年 | 480万円 |
2014年 | 480万円 |
2015年 | 480万円 |
2016年 | 480万円 |
2017年 | 480万円 |
2018年 | 480万円 |
計 | 3600万円 |
電通が自民党の政治資金団体に献金へのみんなの反応
電通今日全員避難させられましたね。もしかして、逮捕?
— M7-JAPAN (@M7_JAPAN_) June 5, 2020
— ROMANPh (@ph1_roman) June 5, 2020
世論誘導できる広告代理店と官邸・党執行部が組んで、この献金を元手に党議拘束・公認を人質にして党内の異論を封じ込める訳ですから、実質的に資本力で民主主義がコントロールされてる状態ですね
— 武田 (@takedatarow) June 5, 2020
これが合法的に行われてしまう政治資金規正法を何とかしてほしい。https://t.co/sr7gd2d56o
— hirobuku #BlackLivesMatter (@fumihiro296) June 5, 2020
何だこの永久機関みたいなのw
— アントニオゴメス (@URw3okrSmvU8Kf5) June 5, 2020
これが本当であれば、電通経由の公金横領のように捉えることもできます。
コロナ対策って利権の絡む話しばっかりだと思いませんか…
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参考:はちま起稿、twitter
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