安倍元総理の国葬について、ネットでは様々な議論が行われているのを見かけます。
国葬の招待状が来たとSNS投稿する有名人や、欠席をSNS投稿する国会議員、そして、さまざまな意見を言う有識者。
国葬をめぐる報道に、一人の少女が新聞に投じた意見が本質をついていると話題になっています。
国葬をめぐる報道に疑問と反感
産経新聞の談話室に、17歳の女子高生の意見が掲載されました。
題名は「国葬をめぐる報道に疑問と反感」内容は、安倍元総理が銃弾に倒れ亡くなってから、月日が経つにつれて、手のひらを返したような報道がされている。日本人の心はこんなにも冷たいものなのか。と、綴られています。
安倍晋三元首相の国葬に反対する報道を目にしたとき、私は疑問と反感を抱いた。
長年日本を支え、常に私たち国民のために尽力してくださった安倍元が非業の死を遂げたあの日。しばらくは人々が悲しみ、安倍元首相の栄誉をたたえる報道が多かった。
だが、少し時がたつと、手のひらを返したような報道が多くされるようになったのだ。
安倍元総理の死に対する報道を冷静にみていた女子高生。加熱する報道に対して、日本人の心とはこのようなものだったのかという遺憾の思いを続けています。
国葬について税金の無駄遣いだとまで言われているのを見て、日本人の心とはこんなにも冷たいのかと思った。
たとえどんなに嫌いであったとしても、日本と国民を第一に考え、誰よりも長く首相として日本に貢献してきた人物に感謝し、それにふさわしい送り方をするのは、日本人として当然のことであると思う。
第90代、第96代から第98代まで、通算在職日数3,188日を務めてきた安倍元総理。8年という長い期間首相を務め、日本に貢献してきた人への感謝の気持ちが大切だと述べたうえで、さらに投稿は続きます。
高校生の私でも分かることを言い争っている大人たちは何を考えているのだろう。
天国から安倍元首相も残念そうに見ていると思う。
実際に産経新聞に掲載されたものがこちらになります。

エスカレートする報道に、一石を投じるような投稿はSNSで大きな反響を呼んでいます。
「国葬をめぐる報道に疑問と反感」へのSNSの反響
・すごくわかりやすく、素晴らしいですね!!!
・高校生から窘められる大人たちって一体・・。恥ずかしいことだ。
・高校生でこんなに分かって居るのに手のひら変えして情けない大人、彼女に頭が下がります
・何で安倍さんが善人であり、国に尽くした人と認識されているのかは意味不明ですが 長期政権 下で犠牲になった多くの方々を弔うという意味では国葬をするべきかもしれませんね
安倍政権下では、「サクラを見る会」などの問題も確かにありました。
ただ、彼女の言うように、たとえどんなに嫌いであっても、一人の人間の死を悲しみ、弔う気持ちが今の日本には不足しているのかもしれませんね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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