テレビ番組テラスハウスに出演されていた女子プロレスラーの木村花さんが亡くなられました。
木村花さんのSNSには、心無い誹謗中傷が数多く書き込まれていました。
相手の顔の見えないSNSに書き込まれる誹謗中傷。
書き込みの前に知っておかなければいけないことが1つあります。
自分の正義に支配された善良な悪魔が知るべきたった1つの違い
相手の顔が見えない、実名で書き込んでいないのをいいことに、次々と繰り返されるSNSへの誹謗中傷の書き込み。
自分の正義に支配され、善良な悪魔となった民衆は強大な力を持ちます。
時には、人を死に追いやることもある。
トイアンナさんのツイートにありますが、批判と誹謗中傷は全く違います。
批判とは、物事の可否に検討を加え、評価・判定すること。
誤っている点やよくない点を指摘し、あげつらうこと。
コトバンクより引用。
誹謗中傷とは、根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。
コトバンクより引用。
批判は、検討を加えてあれこれと論ずる。
誹謗中傷は、根拠のないことを言いふらし、相手を傷つける。
自分の正義に支配された善良な悪魔が知るべきたった1つの違いとは、批判と誹謗中傷の違いを知ることです。
みんなの反応
「それでも許せない」と言われてる方がいますが、「許せない」気持ちはある種の当然の気持ちで、「許”せ”ない」が「許”さ”ない」になったとき、その気持ちが暴走したとき、また同じことが繰り返される、ということをトイアンナさんは伝えたいのだと思います。自覚を持つことが大切ということかなと。
— 中尾さとし@対話の場づくりファシリテーター (@satoshi0420) May 23, 2020
この言葉、すごく深い。
「自分にとっての正義」を貫こうとしたとき、知らぬまに誰かを傷つけたりしてしまうんですよね。ハッとさせられて自分の日常生活を振り返ってしまった。本当に気をつけよう。— 鷹ノ爪リリカ (@ririka_rrk) May 23, 2020
ホントにこれが全てだと思う。だから何度でも思い出そ、リーガルハイのこの台詞。「本当の悪魔とは、巨大に膨れ上がったときの民意だよ。自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がドブに落ちると、一斉に集まって袋叩きにしてしまう。そんな善良な市民たちだ。」
自分もそん善良な悪魔だってことを— ヒトミちゃん/嶋谷隆介 (@rawstar1802) May 23, 2020
リーガルハイほんと好きでした。私のお気に入りは「一切の感情を排除し、法と証拠に拠ってのみ人を裁く。それこそが、我々人類が長い歴史の中で手に入れた法治国家という大切な大切な財産なのです。」です。
— 社会派 (@syakaiha8) May 23, 2020
自分もそう思います。
履き違えた正義が一番危険。— 右寄りの運転手さん (@aikokushine52) May 23, 2020
誹謗中傷により命を絶った閣僚もいました。
事件にならない、報道されないだけで、心無い一言で命を絶つ人が数多くいます。
SNSに書き込みしようとしているあなた。
今、書こうとしていることは、批判ですか?それとも誹謗中傷ですか?
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参考:twitter
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