10月5日、行方不明となっていた南朝芽(みなみ・さや)ちゃんが旧江戸川で遺体となって発見されました。
司法解剖の結果、さやちゃんの死因は溺死の可能性が高いとの発表が警察からありましたが、松戸女児行方不明事件は不可解な部分が多く、警察は現在も事件と事故の両方で捜査しています。
この記事は、さやちゃん遺体発見から考察される、犯人の犯した2つのミスについてお話しします。
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さやちゃんの遺体から推測される死亡推定時刻

さやちゃんの遺体が発見された翌日の10月6日、司法解剖が行われた結果、死因は溺死であることが報道されましたよね。
誰かが事件や事故で亡くなった時、死因といっしょに発表されるのが死亡推定時刻ですが、さやちゃんについては発表されていません。
県警は6日、旧江戸川で4日に見つかった女性の遺体について、南さんと確認したと発表。DNA型鑑定で判明した。県警は事件と事故の両面で死亡の詳しい経緯を調べる。司法解剖の結果、死因は溺死の可能性とされ、目立った外傷はなかった。
千葉日報より引用
なぜ、さやちゃんの死亡推定時刻が発表されなかったのか。
さやちゃんが行方不明になったのは、9月23日です。遺体が発見されたのは、10月5日。この12日間の間に何日間かは不明ですが、遺体は旧江戸川の中にあったことになります。
遺体が水中にあると、浸かり続ける日数が長くなるほど腐敗が進行していくといいます。
yahoo知恵袋に、水死体についての質問と回答がありました。

水死体について質問です。死体が水に漬かりつづけた場合、どうなりますか?1日くらいだったら、そんなに変わりませんよね? (みたことあります)、これが2日、3日と海に漬かりつづけてしまったら外見はどうなりますか?別人になってしまうんでしょうか?
yahoo知恵袋より引用。
水死体について、遺体が水に浸かり続けた場合、時間経過とともに起こる外見の変化についての質問に、法医学研究をさてれいる方が回答されています。
法医学研究をしている者です。水死体は浸かり続ける日数が長くなるほど腐敗が進行していきます。
(中略)次に冬場の水死体の死後変化について説明させてください。水の中の死体は腐敗するとまず顔から腐敗が始まり、角膜が濁ります(死後3日ほど)そして死後2週間ほどで手足の皮膚が簡単に剥がれ落ちはじめ、やがて腐敗ガスにより全身が膨らみます(巨人様化といいます)その後冬場だと死後3週間ほどで頭の髪の毛が自然に抜け落ち、死後1ヶ月ほどで頭蓋骨が一部露出します。
yahoo知恵袋より引用
(中略)
腐敗の過程でカニやフナムシなどに蚕食されていることも多いです。
冬場の死後変化について書かれていたものですが、変化の過程はほぼ変わらないのではないかと思います。
さやちゃんと見られた遺体がすぐに本人であると発表されなかったのは、外傷は少なかったけど、顔の腐敗が始まり、手足の皮膚の腐敗も始まっていて、目視だけではさやちゃんであると100%判断できなかったからだと考えられます。
また、DNA鑑定によって身元をはっきりさせることはできるが、水死体の死亡推定時刻の判定は非常に難しいといいます。
だからさやちゃんの死亡推定時刻の発表がないのだと考えられます。
さやちゃん殺害を思わせる「犯人の犯したミス」
警察は現在も事件と事故の両方の可能性があるとして捜査を続けていますが、さやちゃんは事故ではなくて、事件、殺害されたと考えている人も多いはずです。
また、さやちゃんの死は事件であるとツイートする方もいます。
きょう6日の日運 絶望をもたらすサタンコード97『さよなら、我が子』が予告した最悪の結果となってしまいました…。
南朝芽ちゃんが行方不明になったのと同じコード179『悪魔に連れ去られる少女』が日運の日に何者かに連れ去られた小倉美咲ちゃんの事件もですが、犯人は今も逮捕されていません。
さやちゃんが殺害されたと考察するには、犯人が犯した2つのミスが考えられます。
事故で死亡したと思いたくても思えない、犯人が犯した2つのミスです。
犯人の犯したミス① さやちゃんの靴と靴下

犯人の犯したミスの1つ目は、発見されたさやちゃんの靴と靴下です。
発見された靴と靴下の脱ぎ方は、明らかにさやちゃんの脱ぎ方ではないと家族の証言がでていましたよね。
靴と靴下の発見で不思議なのが、発見されるまでの間に、さやちゃんの家族が3回も靴発見の場所を捜索しに行っていて、その時には靴も靴下もなかったということです。
もしも、これが真実であれば、100%さやちゃん以外の誰かが靴と靴下を置きに行ったことになります。
犯人の犯したミス② オイルフェンスの内側で見つかった帽子

犯人が犯したミスの2つ目は、さやちゃんの帽子を投げ入れた可能性があるということです。
さやちゃんの帽子が発見されたのは、靴と靴下が発見された場所から1km程下流の取水口であると報道されています。

9月28日、取水口を管理する北千葉広域水道企業団の委託先職員が取水口のオイルフェンスの交換中に浮かんできたところを発見したということですが、さやちゃんの帽子が発見されたのは、オイルフェンスの内側です。
上流から帽子が流れてきたのであれば、オイルフェンスより川側にあることが考えられるのですが、帽子が発見されたのは、陸側。
これは、誰かが取水口のオイルフェンスより内側に投げ捨てた可能性があることも考えられます。
未公開防犯カメラ画像

さやちゃんが行方不明になってから遺体発見までの間に、いくつか防犯カメラの画像が公開されています。
しかし、どの防犯カメラ画像にも犯人を決定づける映像はありません。
ですが、さやちゃんの帽子が見つかった取水口には、管理等のために防犯カメラが設置されているといいます。
公開されてはいませんが、取水口の防犯カメラに犯人が映っている可能性があると思いませんか?
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