毎日続く新型コロナの報道に、外出したくない、外出してもどこにも触れたくないという方も多いでしょう。
ウイルス撃退には、アルコール消毒が有効だという報道がありましたが、いざドラッグストアに行くと、どのアルコールが消毒に有効なの?と思うほど種類があり困ってしまいます。
この記事では、ドラッグストアにあるウイルス撃退に有効なアルコールの種類についてお話しします。
ウイルス撃退にはアルコール消毒が有効
厚生労働省が、2月6日に新型コロナウィルス予防には、咳エチケット、うがい、手洗いに加えて「アルコール消毒」を行うよう呼びかけています。
また、新型コロナウイルス予防にアルコール消毒は効果がないという情報は誤った情報であると発表しています。
では、この時期流行するインフルエンザウイルスにアルコール消毒は有効なのか?
この問いに、答えているサイトがありますので紹介します。
Q.消毒用エタノールはインフルエンザウイルスの消毒に有効ですか?
A.インフルエンザウイルスをはじめ、ヘルペスウイルスなどにも消毒効果があります。
「エタノール(エチルアルコールとも呼ばれる)」とは、お酒の成分と同じアルコールのことです。
消毒用エタノールは、ウイルス本体を包み込んでいる「エンベロープ」という膜を持ったウイルスに対して消毒効果を発揮します。
インフルエンザウイルスやヘルペスウイルス、そしてRSウイルスなどはエンベロープを持ったウイルスです。消毒用エタノール(アルコール)は、これらのエンベロープを破壊してウイルスを消毒します。
家事ネタより引用。
日本医師会によると、消毒とは「生きている微生物(ウイルスや細菌など)の数を減らすための処置」のことで、必ずしも微生物をすべて殺したり、取り除くことではないとされています。
100%ウイルスを殺したり、除去することではないとされていますが、アルコール消毒が新型コロナやインフルエンザウイルスに有効であるなら、やるべきですよね。
憶えておきたいウイルス消毒に使うアルコールの種類

ドラッグストアに数種類あるアルコール。消毒用にはどのアルコールを使えばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
私も専門知識がないので、いざドラッグストアに行ったらアルコール選びに悩んでしまいます。
では、どのアルコールが有効なのか。ドラッグストアでの消毒用アルコール選びに参考になるツイートがありますので紹介します。
倉戸みとさん(@mitragyna)が、ウイルス消毒に有効なアルコールをわかりやすいイラスト付きで投稿されています。

消毒用アルコールの使いやすさとイラストには書かれています。
イラストによると、無水エタノール、消毒用エタノール、消毒用エタノール(IPA配合)、燃料用アルコールの4種類が紹介されています。
燃料用アルコールは有毒。誤飲や揮発したものを吸入すると失明することは有名です。
ですから、燃料用アルコールは消毒には使えませんね。
燃料用アルコールを除いた他の3つはアルコール消毒に有効だとツイートされていますが、それぞれの特徴が書かれているので、まとめて紹介します。
- お酒のアルコール分だけを詰めたイメージ
- 消毒に使うときは、70%程度水にうすめた方が効果的
- 無水エタノールに水を加えて、70%~80%にうすめたイメージ
- エタノール100%のときよりも殺菌力が高くなる
- 消毒用エタノールでも、飲用に適さない成分が添加されていて、酒税が入らない分価格が安い
こう書き並べると、無水エタノールやIPAが添加されてないエタノールは飲めるの?という疑問がわいてきますが、飲用として品質管理されてるわけではないので「誤飲時のリスクが低い」くらいと憶えておくとよいようですよ。
アルコール消毒時のポイント
倉戸さんは、アルコール消毒時のポイントについてもツイートされているので、紹介します。

- 手を洗った「後」に、アルコール消毒が効果的
(よごれで殺菌効果が弱まるおそれがある) - 手を乾かした「後」に、アルコール消毒が効果的
(水で濡れてると、薄まって殺菌効果が弱まるおそれがある) - アルコール消毒は手洗いと併用してこそ真価を発揮する(重要)
消毒用アルコールを買うなら、消毒用エタノールを購入する。また、手を消毒するときの使い方として、手洗い後に手を乾かしてから使う。アルコール消毒は、手洗いと併用することが大切だとツイートされています。
紹介されているのは、手を消毒するときの使い方ですが、テーブルやドアノブも同様の使い方で良さそうですね。
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参考:Twitter
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