「もし、このままダメだったら、あんたのところに生まれ変わってくるでね。」
闘病中に一度だけ涙ぐみながら話してくれた母。その言葉が3か月後に現実となります。
「あんたのところに生まれ変わってくるね」病に急逝した母

とある主婦の女性の母親が、指定難病の「ALアミロイドーシス」と診断されたのは今から5年前の2017年6月のこと。
様々な臓器で機能障害が起きる難病に、化学療法を行っていましたが、9月頃から症状が悪化し始めたそうです。
骨髄移植のタイミングを見計らっていましたが、悪化する症状になかなかタイミングがつかめなかったといいます。
食欲もなくなり、口数も少なくなってくる母。
ある日、こんなことを口にしたそうです。
「もしこのままダメだったら、あんたのところに生まれ変わってくるでね。お母さんのこと大好きな子やでね。またよろしくね」
「えー、賢くていい子だといいなぁ」
軽い言葉で返しますが、それは、今まで弱音を吐かなかった母が初めて自分の死を口にだしたからなのだとか…
それから12月に入り、看病の甲斐なく、母は53歳という若さでこの世を去ってしまいました。
3か月後に果された母との約束
亡くなった母のお葬式をすませ、お別れの場となる火葬場で母にかけた一言。
「また親子しようね」
母と最後の約束をして見送った3か月後、奇跡は起こります。
3年間授からなかった命がお腹に宿ったのです。
母と交わした約束は、3か月後に現実となったのでした。
新たな命を授かった女性は、亡くなったお母さんにこんなメッセージを送っています。
「頑張って出産するから、これからも見守ってね。お母さんがしてくれたみたいに、愛情いっぱいで育てるからね。また会う時に、たくさん話したいことがあるから、そのときはたくさん褒めてほしいし、たくさん話がしたいよ」
出産を11月に控えた女性が、このお話しをTwitterに投稿したところ、たくさんのいいねやリツイートがつき、感動を呼んでいます。
ネットでの反応

・鳥肌立ちました。何て気持ちを表現したら良いのか
・涙出ました。お母さんからの最高のプレゼントですね。お体大事にしてください
・素敵な話ですね。涙が出ました。お体大切にしてください。
母が送り出した命だと思って、愛情いっぱい育てたいと話す投稿者の女性。
命の巡りあわせに奇跡を感じてしまいます。
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