パンデミックに似た言葉を知っていますか?よく似た3つの言葉を解説します。

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2020年3月11日、WHO(世界保健機構)のテドロス事務局長が新型コロナウィルスについてパンデミック(広範囲の流行り病)と表明しました。

最近の報道でよく見たり聞いたりする「パンデミック」、「エピデミック」、「アウトブレイク」という言葉。 どんな違いがあるのでしょうか?

海外サイトで説明されていた、パンデミックによく似た言葉、「パンデミック」、「エピデミック」、「アウトブレイク」の意味を解説します。

アウトブレイク

アウトブレイクとは、感染者はまだ少数だが、予想より感染が生じているということです。

感染者数は少ないが、通常予想されるよりは多くの感染が生じてしまった事態をいいます。

アウトブレイクを例えると、

たとえば、ある託児所で下痢になる子供が急に増えたとしよう。普段なら、体調を崩す子など週に1人か2人くらいのものだ。それが一度に15人もの子供が下痢になってしまったのだ――これがアウトブレイクである。

カラパイアより引用。

wikipediaでは、アウトブレイクについて、こう解説しています。

医学医療の分野におけるアウトブレイクoutbreak)とは、悪疫(たちの悪い流行病)・感染症突発的発生をいう。疫学用語の一つ。感染症に対して用いるのが通例。

感染症のアウトブレイクとは、「一定の期間内 (time) に、特定の地域 (place) 、特定の人間集団 (person) で、予想されるより多く感染症が発生すること」を指す 。

wikipediaより引用。

カラパイアの例えとwikipediaの説明からわかるように、アウトブレイクとは、特定の地域と特定の集団で予想されるより多く感染症が発症することだとわかります。

エピデミック

エピデミックは、特定地域でさらに感染者が増えてしまった状態のことをいいます。

より広い範囲でアウトブレイクが生じてしまった事態のことです。

今回の新型コロナウィルスで考えると、武漢ではない地域でも新型コロナウイルスの陽性反応を示す人が出てきてしまった場合、アウトブレイクが拡大しているということになります。

武漢から中国全土へ拡大。アウトブレイクからエピデミックに事態が悪化したといえます。

エピデミックについてweblio辞書で調べてみると、こう書かれています。

エピデミックは一定の地域ある種感染症通常の期待値を超えて罹患する、またはこれまで流行がなかった地域感染症みられる予期せぬ状況で、一定の期間に限られた現象である。

weblio辞書より引用。

アウトブレイクが集団に対して、エピデミックは地域でさらに感染者が増えてしまった状態だということがわかります。

パンデミック

パンデミックとは、広い範囲での流行り病、世界的流行のことをいいます。

パンデミックについてwikipediaを見てみると、

パンデミック英語: pandemic)あるいは世界流行とは、ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語である。

wikipediaより引用。

3月9日時点で、WHOは、新型コロナウイルスの世界的な拡散リスクを「非常に高い(very high)」としていたました。

その後、イタリアで1万人以上の感染者発生のニュースが流れ、3月11日に「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と発表しました。

公式な感染者数は、ほぼ100ヶ国で10万人を超えてます。これは定義に照らすとパンデミックといえますよね。

パンデミック宣言の今、冷静な行動を

パンデミック宣言が出たからといって、パニックになってはいけないですし、パンデミック宣言は決してパニックをあおるためにだされたものではありません。

マスクなどの日用品を買い占めるためのものでもないし、新型コロナの感染力が強くなったり、致死率が上がったということでもない。

個人としてできること、うがい、手洗いの徹底や咳エチケット、人の集まる場所になるべく行かないなどの行動をし、感染予防に努めることを心掛けるべきです。

パンデミック宣言がだされた今だからこそ冷静な行動が必要なのではないでしょうか。

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参考:カラパイア、wikipedia、weblio辞書

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