新型コロナの流行により、緊急事態宣言がだされ、外出自粛要請が続いています。
多くの企業で新入社員を出社させずに「オンライン研修」を行っています。
不安でやきもきするような状況のなかで、とある会社でリモート研修中にクビになった社員がいることが話題になっていますが、クビには理由がつきものです。
「オンライン研修中」にクビになった理由とは…
オンライン研修中にクビになった新入社員

オンライン研修中にクビになった社員とは、どんな人なんだろう。
ライブドアニュースによると、オンライン研修中にクビになった新入社員は、法政大学文系学部を卒業し、東証一部上場のIT企業S社に就職したそうだ。
タクシー会社と、IT企業S社の2社に就職内定をもらったそうだが、将来性を考えてS社に就職することに決めた。
オンライン研修中にクビになった彼をY君としてお話しを進める。
Y君の人物像
Y君は学生時代、ヒッチハイクやママチャリで国内外を旅行していて、卒業前には「アフリカ大陸縦断」を決意していた。
そんなアクティブなY君のモットーは、「思い立ったらすぐ行動」「やらない後悔よりやって後悔」
Y君は、新型コロナウィルスが流行しはじめた3月にもタイ旅行を実行。学生最後の旅行を楽しんだそうだ。
「内定先から課題も出されていましたが、『旅行があるので提出が遅れます』と事前に伝えたところ、了承していただきました。いい会社だと思いましたね」
Y君がクビになった理由
新型コロナウィルス感染防止のため、進入社員研修をオンライン研修としたS社。
4月から1か月間オンライン研修に参加していたY君だが、突然会社から呼び出された。
「人事担当の男性社員から、明日急遽会社に来てほしいと言われました」
そして翌日。
「先に結論を言います。吉田くんはうちの会社に合わない。自己都合か、会社都合がどちらか選んで会社を辞めてもらいます」
会社の人事担当者から、会うやいなや、会社を辞めるよう言われた。
理由はこうだ。
「君はマナーが悪い。うちはIT企業だけど、技術よりもマナーをとても重視している会社です。吉田くんが研修を受けている様子を画面越しに見ていると、はっきり言って態度が悪すぎる。君はうちの社風には合わないと判断しました」
Y君には思い当たるふしがない。人事担当者はこう話す。
「吉田くんは、画面越しで顎の下が見えず、ちょっとはみ出している時がある。それに、ワイシャツの上にカーディガンを羽織っていたでしょう。ある講義では、立膝で話を聞いていた。態度が悪いんです」
リモート研修中にクビの新入社員の末路

S社を退職したY君が、次にやりたいことは、クラウドファンディングで学費を募り、エンジニアスクールに通うこと。
クラウドファンディングでは、100万円を募集する予定だ。
「学費を支援していただいた方には、僕がアフリカ旅行に行ったときにもらった各国の小銭のお釣りや、旅の写真、あとは僕とお茶する権利を与えようと思っています。1万円以上の高額の支援を頂いた方には、僕が卒業したあとに制作したホームページに名前を載せるなど、僕を10時間自由に使ってもらう権利をプレゼントしようと思います」
リモート研修中にクビの新入社員へのみんなの反応
初めはブラック企業の話しかなと思いましたが、Y君がクビになった理由がわかる気がします。
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参考:ライブドアニュース、twitter
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