プロ野球元ロッテの投手で野球コーチ、解説者、評論家の村田兆治(むらた・ちょうじ)さん(72)が2022年11月11日、自宅で発生した火事により亡くなられました。
警察や消防により火元の確認や捜査が続けられていますが、火元と考えられるリビングから暖房器械やたばこなどの火事の原因につながるものは発見されていません。
では、なぜ村田兆治さんの自宅で火事が発生したのでしょうか。
この記事は、村田兆治さんの自宅の火事の原因について考えます。
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村田兆治さん火事で死亡「燃えていない小部屋で発見」

元プロ野球ロッテの投手、村田兆治さんが東京都世田谷区成城の自宅で火事により亡くなられました。死因は一酸化炭素中毒死であったことが報道されています。
警察や消防による火元の捜査や家事の原因が続いていることがニュースになっていますが、村田兆治さんの死については腑に落ちないところが多いとは思いませんか?
“マサカリ投法”で知られ、通算215勝の元ロッテ投手・村田兆治(むらた・ちょうじ)さんが11日、死去した。72歳だった。この日午前3時10分ごろ、東京・世田谷区成城の自宅から出火。村田さんは意識不明の状態で病院に搬送されたが、午前5時57分、死亡が確認された。死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素(CO)中毒とみられ、警視庁成城署などが火災の原因を調べている。
(中略)
成城署は死因について、煙を吸ったことによる一酸化炭素(CO)中毒の疑いがあると発表した。遺体は同署に安置され12日以降に解剖を行う予定。出火元は激しく燃えていた2階のリビングとみられるが、出火原因は不明。村田さんはリビングとは別の衣服や固定電話などが置かれた小部屋で、部屋着を着用し椅子ではなく床に座った状態で発見された。寝室は1階の半地下にあった。玄関は施錠され侵入の形跡もないため、放火の可能性は低いとみられる。また、重度のやけどや目立った外傷もなかった。部屋ではたばこなどは見つかっておらず、遺書などもなかったという。
村田兆治さん火事で死亡を伝えるニュース
村田兆治さんが火事で死亡したことを伝えるニュースですが、発見時には村田さんの他には誰もいなかったことが書かれています。
しかしこのニュース、読んでいて「じゃあ、火事の原因はいったい何だったのか?」という疑問が湧いてきますよね。
村田兆治さん火事の原因「何もかも終わらせたい」
村田兆治さんの火事の原因について考えると、「何もかも終わらせたい」と思い、自ら自宅に火をつけた可能性も考えられます。

村田兆治さんといえば、現役時代、迫力のある投球フォームは「マサカリ投法」と呼ばれていることで知られていて、まっすぐで裏がない「一本気な性格」であったといいます。
性格は一本気で、自分が決めた道はひたすら進むタイプです。当初はボールは速いけどコントロールのつかない自滅型。でも独自に編み出した「マサカリ投法」は傑作で、フォークを操りながら勝てる投手に生まれ変わりました。
村田兆治さんを語る元阪急・山田久志さんのコメント
一本気な性格が悪い方向に作用したのか、9月23日には、羽田空港第1ターミナルの保安検査場で30代の女性検査員の左肩を右手で押すなどの暴行を加えた疑いで逮捕された事件も起こしていました。
この件については謝罪する姿が報道されていましたが、プロ通算215勝を挙げた名球会入りしている大投手です。
全国ニュースとなってしまったことに大きなショックを受けたり、その後の仕事にキャンセルや障害がでていたことも考えられます。

村田の性格からして
覚悟して自ら、じゃないかな
金属音ってのはひょっとして最後の怒りにまかせて
金属バットか何かで部屋を滅茶苦茶に破壊したとか、想像してしまうが
村田兆治さんの火事の原因について話している掲示板より

なるほどね、
自暴自棄になって「何もかも終わらせたくなる心理」かもしれないね。
72歳男性、独り暮らしだと誰とも会話せずなんてよくある。
しかも、先日の空港騒動の後でしょ。
人脈が完全に切れてしまった可能性すら考えられるし。
村田兆治さんの火事の原因について話している掲示板より
村田兆治さんの火事の原因は「自暴自棄になり、自ら火をつけた」と考えている人もインターネット掲示板にはいるようです。
村田兆治さんの火事の原因「たばこではない」

村田兆治さんの火事の原因はたばこの消し忘れではないかとネットで噂されていましたが、村田さんはタバコは吸わないことがニュースになっていますし、現場検証の結果、火事の原因はタバコではないことがわかっています。
一部報道では消防隊に発見されたときに村田さんがタバコを手に持っていたとされ、これが原因かと思われたが、近隣住民は「タバコは吸わない人のはずです」という。
村田兆治さんの火事の原因はたばこではないことを話す近隣住民のコメント
前からタバコをやめていたし、体にも気をつけていたはずです。
村田兆治さんがたばこをやめていたことを話す山田久志さんのコメント
村田兆治さんはたばこを吸っていなかったことを話す2つのコメントです。
加えて、火災について捜査している成城署の幹部による「捜した限りではタバコは見つかっていない。発見時に持っていたという事実も確認できていない。」という証言もありますので、火事の原因はたばこではないことは間違いないと思われます。
村田兆治火事「隣人が気づく程の金属音」火災発生直前30分前の真相
村田兆治さんの自宅から火事が発生する前に、隣人が大きな金属音を聞いた証言があります。
この「隣人が気づく程の金属音」の真相は、村田さんがトレーニング器具を用いて体を鍛えていたことが考えられます。

村田さんは現役時代、公式記録には残っていませんが、球速150kmを超える速球を投げていたといいます。
1990年に22年間という長いプロ野球人生に幕を下ろされされましたが、現役引退から23年後の2013年には、ロッテ対日本ハムの始球式で「135km」という現役投手さながらの速球を投げられています。

2013年の始球式の時の村田さんの年齢は、63歳。
このことから何がわかるのかというと、村田さんは現役引退後もトレーニングを欠かしていなかったということです。
村田兆治さんの自宅から火災が発生したのは午前3時15分。深夜の時間帯で静まり返った住宅街です。金属音が聞こえやすい時間帯だったのでしょう。
隣人が気づく程の金属音の真相は、村田さんのトレーニング器具の音ではないかと考えることができます。
村田兆治火事の原因のまとめ

村田兆治さんの自宅から火事が発生した原因ですが、現在捜査中であり、はっきりとしたことはわかっていません。
しかし、自暴自棄となっていたことは考えられると思います。
羽田空港の保安検査で携帯電話を持っていて何度も引っかかったということから、ネットでは認知症ではなかったのかなどの推測もでていたり、火災発生時に1人だったことから他殺説もうわさされています。
今後の捜査で、火事の原因について判明すると思われますが、球界の大エースの突然の訃報にお悔やみ申し上げます。
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