京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授の発言が話題になっています。
宮沢孝幸准教授の発言

京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授が新型コロナウイルスの収束への戦略をABEMAニュースで語りました。
「また炎上しそうだが…」とした上で、収束を早めるための一つの方向性として「お年寄りと免疫が下がっている人を隔離し、50歳以下で健康な人はなるべく外に出して、感染を早めてもらうということだ。だだ、そうすることで50歳以下の人の中で亡くなる人が出てくるので、批判をかなり浴びると思う。しかし、そこまでしなければ収束しないのであれば、結局トータルの死者数はほぼ同じだと思う。やはり、“ボタンのかけ違い”があると思う。ウイルスとうものの本質を見誤り、人権の問題や検査技術の進歩もあって、“一人も死者を出さない”というバイアスが働いてしまった。そのため、“1万人の犠牲を出せば止められる”といったコンセンサスを取れず、世界が大混乱している。仮に1万人の死者を許容するのであれば、日本においてももっと簡単に収束させることができたのではないか」
ABEMATIMESより引用。
今まで、「危険なことわからんやつはとっとと感染しちまえ」など、過激な注意喚起をしてきた宮沢准教授。
「50歳以下で健康な人はなるべく外に出して、感染を早めてもらう」
ここだけを切り取ってみると、正気の沙汰とは思えない発言ですが、50歳以下の死亡率を見ると、理にかなっている戦略なのかもしれません。
宮沢准教授がお話しされた「EXIT×専門家 “新型コロナウイルスってどんな奴?” ゼロから分かる基礎講座」
宮沢孝幸准教授出演のABEMAニュースを見た方の感想
どんな内容かとググったらとても共感する内容でした。「自粛」で抑え込んでもその後の出口戦略を考える上で有用な情報。50歳以下の死亡率を見れば先生の提言は理にかなっている。
— 政治ポケモン (@seijipokemon) May 2, 2020
「
先生の専門をいかした、ウイルスの特性の話しや感染機会の8割減の提言は他で聞かない貴重なものだと思います
一方「炎上覚悟のみんな掛かって集団免疫を獲得する」はアイデアにみえるので、慎重に使い分けて発言した方がいいと思います。ビデオの50:30の所でズッコケましたよhttps://t.co/beMBQW7EYO— 遼太郎123 (@th12425) May 2, 2020
アベマニュース家族で見ました。
うなずき合いながら。
ありがとうございます。— なー (@naococotte) May 2, 2020
宮沢准教授が出演されたABEMAニュースを見た方は賛同される方が多いようです。
一方で辛辣な感想を述べる方もいます。
・んなわけないだろう
・で、真っ先に肺炎で死ぬんでしょ?
・俺は信じて明日から遊びまくる
・年寄りを外に出さなきゃいいだけなんだよな。じじばばが絶対に言うことを聞かないが
・未知のウィルスに対してよくそんなことが言えるな
・こいつ、自分が率先して範を示せばいいだろw
・実現できない机上の空論なんかいいから。コロナの研究に戻れよ
・治療薬やワクチンが開発される可能性無視してる上、そもそも免疫がどの程度もつかすら分かってない状況で、そんな選択したら、ただ死人増えるだけだろ。
はちま起稿より引用。
スウェーデンのように、ノーガードとはいかないまでも、「集団免疫」作戦で新型コロナウィルス感染により死亡者が増えた国もあります。
「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に
新型コロナウィルスの正しい終息方法はいかに…
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参考:ABEMATIMES、はちま起稿、Twitter
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