サザエさんのマスオさんやアンパンマンのジャムおじさんの声をしていた声優・増岡弘さんが亡くなっていたことが所属事務所より発表されました。
増岡さんは41年間もの長い間「マスオさん」の声を担当されていましたが、増岡さんの知人によると「サザエさん」という番組の「ギャラ」などに不満を抱いていたそうです。
この記事は、増岡さんが「サザエさん」という番組に抱いていた不満についてお話しします。
増岡弘さんが抱いていた「サザエさん」という番組への不満
41年間もの長い間「サザエさん」という番組に「マスオさん」の声として携わっていた増岡さん。
SmartFLASHによると、増岡さんは「サザエさん」という番組に不満を抱いていたそうです。
「作品としてはともかく、仕事としての『サザエさん』には、最後まで複雑な思いを抱いていたと思いますね」(知人)
原因は、常識はずれのギャラの安さだった。『サザエさん』で共演したフネ役・麻生美代子さんが亡くなったあとの2018年9月、増岡さんは本誌の取材に、こう憤慨していた。
「まず、著作権料が原作者サイドに支払われ、声優たちのギャラは、その残りで賄われている。当然だけど主役ということで、サザエさん役の加藤みどりさんのギャラが断トツに多いんだ。
そのぶん、ほかの出演者は月2回の収録で、1日のギャラが2万円ほどのこともあった。麻生さんも、大好きな旅行にも年1回しか行けないまま逝ってしまったよ……。
これは金額の問題じゃない。声優の仕事に対する侮辱なんだ。だから僕は、『サザエさん』は本当は嫌いなんだ」
「番組以外の場で『サザエさん』を演じていいのは加藤さんだけで、僕たちは、できない契約だったんだ。東日本大震災後に、サザエさん一家みんなでチャリティ活動をやろうと提案したときも、実現しなかったしね」
SmartFLASHより引用。
制作のフジテレビに、ギャラや契約内容について確認すると、「従来より、制作および契約の詳細についてはお答えしていませんが、ご指摘のような事実はございません」との回答があったと書かれていましたが、増岡さんはサザエさんという番組に不満を抱いたままこの世を去ったのかもしれません。
増岡弘さんのサザエさんのギャラに対するみんなの反応
えーっ本当なのかい!?
月収4万か…ジャムおじさんで食ってたんやな
キチガイ一家の実態
ほんまやりがい搾取の業界だわ
ぶっちゃけすぎやろ死んだからこそ記事なったな
マスオでこれじゃイクラなんて1万貰えるか怪しい
波平も憤慨しとったしな本当にひどかったんやろなあ
もみあげチャーシューより引用。
増岡さんは、フジテレビ『有吉くんの正直さんぽ』でナレーションもされていましたが、声優とナレーションのギャラを比較するとナレーションのほうが良かったようです。
また、波平役を長年されていた永井一郎さんも声優のギャラの安さについて触れています。

マスオさんのセリフの数はサザエさんと比べれば確かに少ないです。
サザエさん役の加藤みどりさんのギャラが断トツに多いと話されていますが、「ハーイ、チャン、バブー」の3語しか話さないイクラちゃんのギャラってどれくらいなのでしょうね。
声優業界の闇は深いです…
この記事がよかったらシェアしてくださいね。
コメント