持病の悪化などを理由に辞任を表明した安倍首相。
政府や与党に何かあるたびに騒ぐのが野党というイメージが定着している気がしますが、立憲民主党の石垣のりこ参議院議員が安倍首相へのコメントで大炎上しています。
立憲・石垣のりこ参議院議員の安倍首相へのコメント

立憲民主党・石垣のりこ参議院議員のツイートです。
総理といえども「働く人」。
健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。
が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。
その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます。
現在は削除されているツイートですが、このツイートについて、石垣議員が弁明しています。

先ほど福山幹事長より「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物という表現は、不可抗力である疾病に対して使う言葉として不適切である」というご指摘を頂きました。
確かにこの個所の表現に、疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しお詫びします。
立憲民主党は綱領で「私たちは、一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、多様性を認めつつ互いに支えあい、すべての人に居場所がある『共に生きる社会』をつくります」と掲げています。
この綱領のもと、私も党の一員として、「身体的特性や疾病で、本人の就労意思が阻害されない、強くたおやかな社会」「全ての差別を克服する社会」を構築するため、今後も引き続き邁進して参ります。
石垣のりこ参議院議員は、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と安倍首相を例えたことで、国民だけではなく、同じ立憲民主党所属の議員からも批判を浴びる大炎上となったわけなのです。
石垣 のりこ(いしがき のりこ、本名:小川 のり子、1974年8月1日 – )は、日本の政治家、元アナウンサー。立憲民主党所属の参議院議員。党県連合代表代行。1998年より約21年間エフエム仙台(Date fm)アナウンサーを務めた。
wikipediaより引用。
ネットのコメント

まずは、石垣議員と同じ立憲民主党に所属する、やぶはら太郎武蔵野市議会議員。
石垣議員のツイートに、「体を壊す癖ってなんですかね。その発言は人としてどうかと思いますよ。」とコメントしています。
神戸市議会議員の岡田ゆうじさんも、難病は「癖」ではない。
これはヘイトスピーチではないかと指摘しています。

堀江貴文(ホリエモン)さんに至っては、「ほんと人間のクズですねこいつ。」と強く批判。
その他にネットのコメントを見てみると、同様な意見が多いです。
配慮が足りなかったのではありません。それを差別というのです。差別は意図ではなく結果です。そしてその自覚があるかないかに関わらず言葉に出してしまった結果を「ヘイト」というのです。その結果には責任を取らなければなりません。辞職してください。
— ア~チを~描け~♪ (@McLARENMP44) August 28, 2020
クローン病で苦しんでいる身内がいます。
食事や睡眠など気をつけていても、夜間、急搬される事もあります。
大事な時に体調を崩し、悔し涙を流す事もあります。
ストレスがたまると悪化します。
潰瘍性大腸炎も同じです。
こういう心ない発言は、最低です!— みーこ (@beautiful_w_) August 28, 2020
いい大人が、しかも国会議員が、
人に指摘されないと
そんなことにも気づけないなんて
ほんと終わってます。
同じ病気のわたしは
「大事な時に体を壊す癖がある
危機管理能力のない人物」
と分類されたこと
怒りというよりも
本当に悔しくて涙が止まりません。— 405 (@apricot_405) August 28, 2020
全ての難病患者に対する侮蔑です
— ❄️ほたるのひかり❄️ (@KIXJAPAN121) August 28, 2020
立憲・石垣議員のお気持ち

自身のtwitterで謝罪はしたものの、今回の件で石垣議員に取材を求める報道各社に対して、石垣議員は「所感」を表明しています。
いかなる身体的特性、疾病があろうとも、『就労の自由』は基本的人権で絶対に擁護されるべきものです。それは、内閣総理大臣という要職でも同じこと。
中略
職務遂行に支障のない環境を整える義務が、職場側・選任側に発生します。
しかし、与党自民党及び政府は、「持病で職を辞す」という経歴をおもちの安倍晋三氏がその職責を十全に果たせるような措置を取りませんでした。
中略
前回と全く同じ理由で辞職するという悲しい結果に安倍氏は追い込まれてしまったのでしょう。これほど、政府・与党側に※ノーマリゼーションへの配慮が欠けていることを雄弁に物語る事実はありません。
※障害者も、健常者と同様の生活が出来る様に支援するべき、という考え方。
報道各社に対して、原稿作成の際には、上記所感をご参照くださいますよう、お願い申し上げます。と結んでいます。
この所感を読んでいると、一回難病で投げ出した奴を再投入した末路がこれかよ。自民党が悪い。というような印象を受けるます。
安倍総理の病気を「癖」と表現したことの論点すり替えにも感じてしまいますよね。
総理歴代最長期間を勤めあげた安倍総理へ、的外れな発言な気がしますし、絶対謝らないという強い意志を感じてしまいます。
自民党が悪いと石垣議員の所感に書かれていますが、では、なぜ立憲民主党は政権をとれないのでしょうね。
>>「もう、安倍辞めるなって言えばいいのに」依存先を失ったアベガー達の末路。辞任発表当日の首相官邸前の変貌ぶりがこちら…
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参考:wikipedia、アルファルファモザイク、twitter
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