池袋暴走事故の第5回公判。
電気系統のトラブルがあったのかについて、事故の検証をした捜査員が証言を行いました。
今までの裁判で、飯塚被告の弁護人は、踏み間違えの過失はない、車の経年劣化で電子部品にトラブルがおき、ブレーキが利かなかったなどと訴えています。
しかし、第5回公判では、現場検証で事故で破損した箇所を復元するなどして被告車両を走らせた結果について証言がありました。
捜査員の証言と弁護側のやりとりについて、また、ネットのコメントについてまとめます。
池袋暴走事件、第5回公判まとめ

・2019年4月、東京・池袋で乗用車が暴走し11人が死傷した事故
・自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告の第5回公判が2月1日、東京地裁であった
・弁護側はこれまでに、経年劣化によって「電気系統のトラブルでブレーキが利かなかった可能性は否定できない」と訴えている
・警視庁の捜査員が出廷し、事故前後の被告車両の状態が記録されたデータには、弁護側が主張しているアクセルやブレーキの電気系統の故障記録が確認できないと主張
・現場検証でも、事故で破損した箇所を復元するなどして被告車両を走らせたところ、ブレーキが利いたと訴えた
・被告車両には、電気系統に異常があった場合でも作動する油圧ブレーキが搭載されているため、ブレーキペダルを踏んでいれば車は減速したはずだと訴えた
・弁護側は反対尋問で、「アクセルペダルを踏むこと以外の要因で、モーターやエンジンを動かすための電気信号が送られることは全くはないのか」と追及。これに対して捜査員は「全くない」と返した
HUSSPOSTより引用。
第5回公判となった池袋暴走事故の裁判。
今までの4回の公判で、弁護側は無罪を主張し、このような証言をしてきました。
「飯塚被告は高齢だが、健康である。ブレーキの踏み間違えの過失はない。」
「車が経年劣化し、電子部品のトラブルでブレーキが作動しなかった。」
第5回公判では、現場検証にあたった捜査員が被告の車を復元修理した結果、ブレーキは利いたと証言しました。
これに対して弁護側は、「アクセルペダルを踏むこと以外の要因で、モーターやエンジンを動かすための電気信号が送られることは全くはないのか」と、まだ電気系のトラブルについて追及しましたが、捜査員に「全くない」と返されています。
諦めが悪いというか、悪あがきが過ぎると感じてしまいますが、池袋暴走事故の第5回公判へのネットのコメントを調べてみました。
ネットのコメント
・上級国民の爺は本当に糞やな!
・まだ無罪だとほざいているのがやばい
・トヨタ、名誉毀損でコイツ訴えればいいのに。
・今まで色んな事故のニュースを見てきたが幸三ほどタチの悪い奴は見たことがないわ
・減刑の主張なら100歩譲って分かるけど無罪の主張って飯塚マジでやばいな。
・どんな着地を想定してるのやら
・逆なこれだけ踏み間違えてないと言い切る理由は何なんだろうな。こっちの線で行った方が裁判長引くのかな?
・反省のかけらも無いからこいつだけは本当に許せない
・ブレーキ効かなかったとして何で100キロ近くも出してるの?
はちま起稿より引用。
判決の遅延を狙っているのかと思うような訴えが続いていますよね。
飯塚被告はどんな結末を想定しているのか。
公判は長引きそうです。
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