飯塚幸三に同じような前科があることが判明。裁判で検察がなぜこれをはっきりと言わなかったのか?

気になるニュース

2019年4月、東京・池袋で発生した自動車暴走事故。

飯塚幸三被告は、2020年10月に始まった公判で無罪を主張していますが、飯塚被告には類似する前科があったと報道されました。

池袋暴走事故の初公判で、検察側がはっきりと公表しなかった飯塚被告の前科。

この記事は、飯塚幸三被告の前科や初公判の様子、また、ネットのコメントについてまとめます。

飯塚幸三被告には2001年に前科があった

池袋暴走事故の初公判で、無罪を主張する飯塚幸三被告。

10月12日のyahooニュースに、元千葉県警交通事故捜査官の熊谷宗徳さんの池袋暴走事故への見解が掲載されていました。

元千葉県警交通事故捜査官で、「交通事故調査解析事務所」の熊谷宗徳代表は、公判をこう見ている。

私もこの事故現場を検証しましたが、縁石にぶつかったタイヤの跡も残っていたし、映像を分析しても、明らかに速度は60キロ→84キロ→96キロと加速し続けています。アクセルを踏み続けていたことは事実でしょう」

さらに、被告が高齢で、もともと足が悪いことも、背景にあると続ける。

「高齢者ほど運動神経も反射神経も悪くなる。それでパニックになり、自分ではブレーキを踏んでいるつもりになります。さらに、被告は足が悪いということで、足を上げてブレーキに踏み替えたつもりが、足があまり上がらず、アクセルを踏み続けてしまった可能性が高いです」

飯塚被告は医師から運転を止められていたとも報じられていて、車がなければ生活できなかったわけでもない。

「さらに、2001年に同じような前科があることがわかり、今回は事故の責任を認めていないので、不利な状況だと思います」(民放社会部記者)

今後、検察の立証を覆せる自信があるのか、実刑判決を受けても、高齢や健康などの理由で収監されないと高をくくっているのか……。

yahooニュースより引用。

「車に何らかの故障があった」と公判で主張した飯塚被告に対して、熊谷宗徳さんは、「飯塚被告はアクセルを踏み続けていた」と見解を示しています。

そして、「さらに、2001年に同じような前科があることがわかり、今回は事故の責任を認めていないので、不利な状況だと思います」という民放社会部記者のお話しも掲載されています。

しかし、池袋暴走事故の初公判では、飯塚幸三被告の2001年の前科について、検察側からなぜはっきりとした指摘がなかったのでしょうか。

飯塚幸三被告の前科を検察側が指摘しない理由

飯塚幸三被告の前科を検察側がはっきりと指摘しない理由は何なのでしょうか。

池袋暴走事故の4年前の2015年に同じく池袋で発生した「池袋駅東口乗用車暴走事故」

この事故は、53歳の医師の男が運転するベンツが歩道に乗り上げて、歩行者を次々と跳ね飛ばした交通事故でした。

逮捕、起訴された53歳の医師は「てんかん持ち」でした。

池袋駅東口乗用車暴走事故では、「自動車運転の際に、てんかん発作が発生することが予測できたのではないか」、「てんかん発作を軽視していたのではないか」

厳しい非難は免れないとして、判決で懲役5年が言い渡されています。

2001年に類似する前科があったと報道された飯塚幸三被告の場合はどうでしょうか。

事故現場を検証した熊谷宗徳さんはこのように話しています。

「高齢者ほど運動神経も反射神経も悪くなる。それでパニックになり、自分ではブレーキを踏んでいるつもりになります。さらに、被告は足が悪いということで、足を上げてブレーキに踏み替えたつもりが、足があまり上がらず、アクセルを踏み続けてしまった可能性が高いです」

また、飯塚幸三被告は、医師から運転を止められていたとも報じられていています。

飯塚幸三被告の前科を検察側がはっきりと指摘しない理由は定かではありませんが、なんらかの特別扱いをしているということなのでしょうか。

前科はリセットされる

飯塚被告の前科がはっきりと指摘されない理由に、刑法の「刑の消滅」があることが考えられます。

2016年のyahooニュースで、園田寿弁護士が前科のリセットについてお話しされています。

刑法には〈刑の消滅〉という規定があります(刑法34条の2)。具体的には、懲役や禁錮の刑で刑務所に行ったときはその後10年、罰金刑であれば5年の間に再び罰金刑や懲役刑を科されなければ、法律上、刑を受けたことがないものとして取り扱われることになっています。つまり、〈犯罪人名簿〉から削除されて、リセットされるわけです(処罰によって失った資格は元に戻りません)。

また、いわゆる実刑ではなく、執行猶予になった人は、執行猶予の期間が無事に過ぎれば、その時点で法律上は刑の言渡しを受けた者として取り扱われないことになっています(刑法27条)。これも、一度犯した過ちを許し、更生を促すための制度です。なお、この制度は明治時代に導入されたもので、当時では最先端の制度で、世界的に珍しいものでした。

yahooニュースより引用。

裁判の冒頭に読み上げられた飯塚被告の前科は2001年。

刑については定かではありませんが、今年は2020年ですので、19年が経過しています。

もしかすると、飯塚被告の前科も、刑のリセットで犯罪人名簿から削除されているのかもしれません。

しかし、国民が大注目している裁判ですから、検察は、同種前科があるだけではなくて詳しく読み上げるべきなのではないかと思います。

飯塚被告の前科に対して裁判を傍聴された方の声

飯塚被告の裁判を傍聴された方が、冒頭陳述で前科について読み上げがあったとツイートされています。

飯塚被告、冒頭陳述で「平成13年に同種前科一犯」って聞こえた気がしたけど、他に触れてる人が全然いなかったから一応傍聴メモの方には書かなかったのね 聞き間違いじゃなかったぽいな…

「平成13年に同種前科一犯」ということは、飯塚被告は同じようなことで一度罪を犯しているということになります。

同じく、飯塚被告の裁判を傍聴された方が、ブログ記事を投稿されています。

また法定の中で検察の 被告の経歴の中で前科一犯があるということがわかりました

どのような事故形態かははっきりと法廷の中ではいっておりませんでしたが

もしそれが

つい最近または高齢と言われる時期に 起こした事故であれば

今回の事故は止められた可能性があるのではないかと思いました

これに関しては法定内できいたことに限られるので事実はどうであるかは わかりません

家族の光の中へ~交通犯罪遺族ブログ~より引用。

池袋暴走事故の初公判で、飯塚幸三被告の前科について検察側から公表された。

しかし、飯塚被告の前科の内容については、はっきりと話されなかった。

飯塚幸三被告の初公判を傍聴された家族の光の中へ~交通犯罪遺族ブログ~の筆者さんのいうとおり、前科が加齢による身体的なことが原因の事故であったならば、その時に飯塚被告が運転免許証を返納していれば、池袋暴走事故は発生しなかったかもしれません。

飯塚幸三被告の初公判の様子

昨年4月の昼時に東京・池袋で乗用車が暴走し、2名を死亡させた『池袋暴走死傷事故』で、過失運転致死傷罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)の初公判が10月8日に東京地裁(下津健司裁判長)で開かれ、飯塚被告は「アクセルペダルを踏み続けたことはない」と起訴事実を否認した。

この事故は飯塚被告がプリウスを運転中、多数の通行人を巻き込みながら暴走を続けた結果、自転車に乗っていた松永真菜さん(31=当時)と娘の莉子ちゃん(3=同)を死亡させ、9人に重軽傷を負わせたというものだ。

(中略)

スーツ姿にマスクの飯塚被告は、法廷に車椅子で現れた。弁護人に車椅子を押され、証言台の前に移動する。人定質問や起訴状読み上げの間は座ったままだったが、罪状認否の際に、ヨロヨロと立ち上がり、検察側に座る遺族の方を向き、はっきりと語り始めた。

「今回の事故により、奥様とお嬢様を亡くされた松永様ご遺族に、心からお詫び申し上げます。最愛のおふたりを無くされる悲しみ、ご心痛を思いますと言葉がございません。また、お怪我をされた皆様方、ご親族の皆様に、深くお詫び申し上げます」

こうして深々とお辞儀をしたのち、正面に向き直り、認否を続ける。

「起訴状の内容については、アクセルペダルを踏み続けたことはありません。車の制御システムに何らかの異常が生じたために暴走したと思っています。ただ、暴走を止められなかったことは悔やまれ、大変申し訳なく思っています」

そして再び車椅子に座った。弁護人も「運転していたことと事故の発生は争わないが、ペダルを間違えて踏み込み、踏み続けたことはなく、被告人に過失はない。システムに何らかの突発的な異常が生じ加速し事故に至った可能性がある。過失運転致傷は成立しない」と無罪を主張した。

yahooニュースより引用。

飯塚幸三被告は、初公判までに供述を変えています。

「ブレーキを踏んだが効かなかった」→「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」→「車に何らかの異常が生じた」

池袋暴走事故の被害者の方に、謝罪の言葉を述べながらも車の異常のせいにして無罪を主張した飯塚被告。

飯塚被告に2001年に同じような前科がありながらも、公判ではっきりと指摘しなかった検察。

ネットのコメントについて調べてみました。

ネットのコメント

なんで今頃になって出てくるの(笑)

その時は隠蔽したのか

仮に、この「前科があった」ってのが本当なら、前科あったのに勲章もらえたの?

同じようなってことはまた2人轢き殺してんのか

事故歴有りで在宅起訴おかしいだろ

ネットのコメントにもありますが、飯塚被告は過去に同じような過ちをしていた。

飯塚被告の前科の詳細について、公判では検察側よりはっきりとした指摘はありませんでした。

しかし、飯塚被告の前科が、車の暴走事故だとしたら、その時も「車になんらかの異常があった」のでしょうか。

池袋暴走事故の公判は今後、目撃者3名の証人尋問が年内に行われる予定だといいます。

飯塚被告の前科についても公判で明らかにし、真実を追求するべきではないのでしょうか。


この記事がよかったらシェアしてくださいね。

Facebookにいいね!・フォローで応援お願いします!
Facebookにいいね!・フォローで応援お願いします!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
気になるニュース
motokenをフォローする
motokenblog

コメント

タイトルとURLをコピーしました