福岡市の大型商業施設で発生した女性刺殺事件。
被害者は23歳の女性、加害者は15歳の少年で現行犯逮捕されています。
この記事は、福岡女性刺殺事件や犯人の画像についてまとめます。
福岡女性刺殺事件
8月28日に発生した、福岡女性刺殺事件についてのニュースをまとめます。
福岡市の商業施設で28日夜、女性が刺殺された事件で、女性が施設1階の女子トイレで突然襲われた可能性があることが29日、捜査関係者への取材で分かった。
福岡県警は中央署に捜査本部を設置し、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した自称15歳の少年が殺害に関与したとみて捜査を進める。
同署などによると、女性はアルバイト吉松弥里さん(21)=福岡市南区若久=。上半身を中心に複数の刺し傷などがあり、司法解剖の結果、死因は出血性ショックと判明した。
商業施設には友人と買い物に来ていたとみられ、少年と面識はないという。
事件は28日午後7時半ごろ、福岡市中央区の「マークイズ福岡ももち」で発生。吉松さんは1階女子トイレで血を流した状態で倒れているのが見つかり、病院に搬送後死亡が確認された。
1階フロアで、血の付いた包丁を持って歩いていた少年を警備員が取り押さえ、同署員に逮捕された。
jiji.comより引用。
- 事件発生は、8月28日夜(午後7時頃)
- 事件発生場所は福岡市中央区の「マークイズ福岡ももち」
- 加害者は自称15歳の少年
- 被害者は吉松弥里さん(21)
- 死因は出血性ショック死
犯人逮捕の様子が、twitterに投稿されていました。
また、パトカーや消防車などの緊急車両が続々と集まってくる画像も投稿されています。
福岡女性刺殺事件の犯人画像と被害者画像
報道にでていた福岡女性刺殺事件の犯人と被害者の画像です。
被害者の吉松弥里さんの画像。


そして、加害者の15歳少年の画像です。

被害者の吉松さんは顔が公開されているのに、加害者の自称15歳少年の顔にはモザイクがかかっています。
現行犯逮捕された少年の顔画像や実名についてなぜ公開されないのか?
少年法には、このように記載されています。
家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。
少年法が実名報道を禁止するのは、あくまで、家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者についてであり、指名手配者や逮捕者は含まれない。
また、「本人であることを推知することができる」というのは、不特定多数の一般人にとって推知可能なことをさし、事件関係者や近隣住民にとって推知可能なことをさすものではない。さらに、インターネットへの実名掲載は規制対象外である。
wikipediaより引用。
文章だけを読むと、顔画像や実名を報道してもいいのではないかという印象ですが、このように付け加えられています。
マスコミは原則的に、実名報道が禁止されていない場合でも、自主規制を行い匿名で報道する。
wikipediaより引用。
加害者の15歳少年の画像がモザイク入りで公開されているのは、このためだと思われます。
加害者の画像や周囲の方の証言からみる犯人像
犯人の自称15歳少年が逮捕される様子です。

逮捕される様子を画像で見ると、グレーのTシャツに血のようなものが付いていることがわかります。
犯人が逮捕されるよう様子を見ていた方のお話しがtwitterに投稿されていました。
今福岡のマークイズで女性が刺されたってお母さんから電話で言われましたお母さんがトイレ行こうとしたらきゃーって言う悲鳴が聞こえて怖くて近くのお店にいて気になるからウロウロしてたら血だらけの包丁を持ったメガネの男性がいて近くのお店に逃げたら店員さん別室に連れて行ってくれたらしいです。
投稿を見ると、血だらけの包丁を持ったメガネの男性と書かれています。
逮捕の時の画像はモザイクがかかっていてわかりませんが、犯人の少年はメガネをかけていたということになります。
福岡女性刺殺事件の犯人は更生保護施設から無断で抜け出していた
事件から2日後の8月30日に、福岡女性刺殺事件の犯人情報が追加されました。
逮捕された少年は、少年院から移ってきた更生保護施設から無断で抜け出して犯行に及んだことがわかりました。
福岡市中央区の商業施設で28日夜、女性が殺害された事件をめぐり、包丁を持っていたとして銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された自称15歳の少年が、事件の前日、少年院から移ってきた更生保護施設から無断でいなくなっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
福岡県警は29日、中央署に捜査本部を設置。女性が殺害された経緯と少年の関与について詳しく調べる方針だ。
朝日新聞デジタルより引用。
8月14日のNHK NEWS WEBによると、加害者の少年は8月26日に福岡県内の更生保護施設に入所し、事件当日、失踪していたことがわかりました。
犯人は21歳女性殺害後、6歳の女の子にも襲い掛かっていた
福岡市の商業施設で21歳の女性が殺害された事件で、刃物を持っていたとして逮捕された少年が、女性を刺したあと、6歳の女の子に馬乗りになり刃物で襲いかかっていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
近くの客に制止され女の子は無事でしたが、警察は、少年が無差別に買い物客を狙っていたとみて捜査しています。
その後トイレで吉松さんが刃物で刺されたとみられていますが、さらに、このあと少年が、周囲にいた6歳の女の子に馬乗りになり刃物で襲いかかっていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
NHK NEWS WEBより引用。
犯人が6歳の女の子を襲う証拠画像はありませんでしたが、制止した男性は福岡市消防局に勤務する男性だと書かれていました。
報道では「無差別」という表現をしていますが、犯人は自分より力が弱いと思われる女性や子供を明らかに狙っていると思われます。
ネットのコメント
ネットのコメントを見てみると、加害者の画像にモザイクをかけるのはおかしい、犯人について出てきた情報がいろいろすごいと言う声がありました。
福岡女性刺殺犯人画像に思うこと
今回の事件の犯人は、15歳の少年とはいえ、少年院から移ってきた更生保護施設から無断でいなくなっていた。
少年法による施設により更生した少年少女はたくさんいるでしょう。
しかし、彼のように犯行を再び犯すものもいる。
しかも、報道を見ていると被害者の吉松弥里さんと加害者の少年は面識がなかったとされています。
考えられることは、「相手は誰でもよかった。」ということです。
被害者の顔はネットやニュースに公開され、加害者は少年法による報道規制で公開されないのはおかしいと考える方もたくさんいます。
少年院から更生保護施設へ移ってからの犯行。
少年法についての見直しを考えざるを得ないのではないかと思います。
この記事がよかったらシェアしてくださいね。
参考:jiji.com、wikipedia、朝日新聞デジタル、twitter
コメント