フリーランスの土木現場監督になった理由とメリット・デメリットについて【実体験あり】

働き方

土木施工管理のお仕事をされているみなさん、もとけん(@motoken045)です。

僕は現在、フリーランスの土木現場監督として仕事をしています。

僕のプロフィールにもありますが、土木業界で20年以上仕事をし、年間330日勤務を9年間続けたブラックワーカーです。

体を壊して会社は辞めてしまったのですが、懲りずにフリーランスの土木現場監督として働いています。

この記事を読んでいる人は、僕と同じようにフリーランスで仕事をしたいか、独立したいか、あるいは会社を辞めて他の会社へ行きたい、土木施工管理を辞めて全く違う仕事をしたいという人でしょう。

この記事は、僕がフリーランスの現場監督という働き方を選んだ理由やフリーランスになってわかったメリット・デメリットなどを実体験をもとに書いていきます。

会社を辞めてフリーランスでやると決意した理由

僕がフリーランスの土木施工管理、現場監督をやろうと決意した理由は、

土木業界の先行きに不安を感じたから

「それなら全く別の業界で働いたほうがいいのでは?」

記事を読んでいる人はこう思うでしょう。

しかし、僕の考え方は違います。

今は災害復旧などで公共事業が多いため、受注も多いでしょう。

しかし、災害復旧が完了したらどうでしょうか。

災害復旧だけではありません。空港やダム工事などの国家プロジェクトと言われる工事も完了し、地方公共団体でも河川・道路の計画的な工事も完了していき、計画されている工事は減っていく、ネタ切れのなるのではないでしょうか。

また、現在はICT施工や週休2日を実施すると設計変更で請負金が増となりますが、これが標準化される、当たり前になるとどうなると思いますか?

ICT施工の実績や週休2日の取組実績が入札参加の条件となり、実績がない会社は自然と淘汰されていくことも考えられます。

僕が土木業界の先行きに不安を感じる理由

1. この先公共事業が減ると想定した。

2. 淘汰される会社が出てくると想定した。

土木業界の先行きに不安は感じているけど、この先も土木に携わっていきたいと思い考えたことを述べていきます。

勤めている会社の受注分野に偏りがあったから

僕は転職による中途採用で、直近の会社に11年間勤務していました。

この先公共事業が減り、淘汰される会社がでてくることを想定し、次に考えたのが自分が勤めている会社の受注割合、自分の会社が何が得意なのかということでした。

直近まで勤めていた会社は、農業土木(農地を整備する)に重きを置いて工事受注している会社でした。

農業土木が受注の9割で、道路が1割、近年は河川工事は受注していませんでした。

この受注割合だと、農業発注が減った場合、会社の受注が不安定になります。

また、農業土木の場合、田畑の整備なので雨が降った日が休みとなることが多く、天気が相手なので土日など決まった日に休日をとれないことが多いです。

ICT施工にも取り組んでいないし、会社はICT施工に非積極的でした。

自分の工事経歴としては転職前に河川、道路の工事経歴があったのですが、転職先の会社は農業土木がメインで、これからも農業土木を柱として受注していく考え方でした。

勤めている会社の主な受注は農業土木に偏っている、休みがとれない、ICT施工には会社として取り組むことは考えていない。

これが理由で受注に偏りがある会社を退職する決意をしたのです。

人手不足の今ならフリーランスという働き方があっていると考えたから

どの業界も人手不足と言われていて、土木業界も同じです。

会社辞めた時、同業他社からの勧誘も数社ありました。

前述ですが、これから先淘汰されていく会社がでてくると考えています。

淘汰されていくと考えている会社の特徴

1. 週休2日を実施していない。

2. ICT施工を取り組んでいない。

3. 受注に偏りがある。(河川・道路・農業のどれか一つに偏っている)

※ 1.2.はこれから先標準化され、取組実績がない会社は入札に参加できなくなることを僕は予測しています。

人手不足で土木業者は現場管理をする人が足りない。

一つの会社に所属していた場合、会社が淘汰されるかもしれない。

こう結論づけたとき、フリーランスの土木現場監督として働いてみよう!と考えたのです。

フリーランスの土木現場監督のメリット

フリーランスの土木現場監督のメリットとして、

  • 収入があがった。
  • 労働時間が短くなった。

があります。

フリーランスといっても、会社さんと金額や期間について契約を結んでいます。

現場管理を委託されているといえばわかりやすいかと思います。

僕の場合は、会社に所属していたときの月給の2倍の金額で契約をしていますので、当然収入は上がったといえます。

労働時間については、基本として残業はしないとしています。

なぜなら、残業すると費用請求を当然しますから、お客様にとっては経済的に負担増となってしまうからです。

フリーランスの土木現場監督のデメリット

フリーランスの土木現場監督のデメリットとして、

  • 税金や保険証などの支払いを全て自分で行わなければいけない。
  • 契約が終われば失業してしまう。

税金申告や支払いは全て自分でしなければいけません。

会社に所属していたときは自分ですることがなかったので、慣れるまでは大変面倒な作業になると思いますが、できないことはありません。

お客様との契約期間が終われば当然ですが失業となってしまいます。

先を見据えた営業も自分でしていかなければいけないので、現場での労働時間は減りますが、会社に所属していたときにはなかった営業をしなければいけません。

フリーランスの土木現場監督になりたい人へのアドバイス

最後に、フリーランスでやっていきたい人へのアドバイスがあります。

フリーランスの土木現場監督になりたい人へのアドバイス

1. 受注分野を分析し、異なるお客様を3社確保する。

2. 会社は円満退職する。

僕の実体験ですが、お客様が1社だと会社勤めをしているのと何ら変わりません。

独立してフリーランスになる必要がないと考えます。

前述ですが、受注分野が限られていたり、国土交通省や地方公共団体、建設業協会の取組に非積極的な会社(週休2日の未実施、ICT施工経験なし)もあまりおすすめできません。

お客様は受注分野が異なる3社あるほうが望ましいと思います。

おわかりでしょうが受注分野が同じ会社をお客様とすると、仕事がないことが想定されます。

2社だと、そのうちの1社が倒産などでなくなった場合に自分の取引先が1社となってしまい、「うちにしかくるところがないんだろう?」と足元をみられて契約条件が悪くなる可能性があります。

ですので、お客様は3社確保しましょう。

そして、今勤めている会社は円満退職しましょう。

現場を途中で投げ出してやめるなんてもってのほかです。

きっちり工事完成検査を受け、発注先へ納品してから退職するようにしてください。

周りではあなたの独立を良しと思わない人もいますし、嫌になったらやめる奴というレッテルを張られてしまうと、お客様から信用もされません。

ですので、今勤めている会社は円満退職しましょう。

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