兵庫県宝塚市の中学校で、柔道部の男性顧問が生徒2人に柔道技を掛けて怪我を負わせた事件。
逮捕された上野宝博容疑者の過去には体罰で3回の処分歴があったことが分かりました。
この記事は、上野容疑者の過去の処分歴についてや、兵庫県宝塚市の中学校で発生した体罰事件についてまとめます。
体罰で逮捕上野容疑者の過去の処分歴

兵庫県宝塚市立長尾中学校で柔道部の男性顧問が1年生の男子部員2人に柔道技でけがを負わせた事件で、逮捕された同校教諭(50)が生徒への体罰で過去に3度の懲戒・訓告処分を受けていたことが同市教育委員会への取材で分かった。
教諭は2016年から同校に勤務して数学を担当。13年2月以降、部員にビンタをしたり、生徒の胸ぐらをつかんで押し倒したりしたとして2度の訓告処分を受け、同年10月には、生徒の顔に頭突きをして鼻の骨を折ったとして減給10分の1(3カ月)の処分を受けていた。
神戸新聞NEXTより引用。
体罰で逮捕された上野宝博容疑者には、体罰で過去に3回の処分歴があった。
神戸新聞NEXTによると、柔道部員にビンタや胸ぐらをつかんで押し倒したりして2度の訓告処分を受けていました。
今回の体罰事件では、柔道部員の背骨を折ったと報道されていましたが、過去には、顔に頭突きをして柔道部員の鼻の骨を折って減給の処分も受けていたということがわかりました。
過去に3度も処分を受けていた上野容疑者。
今回、上野容疑者が起こした体罰事件についてまとめました。
副顧問は恐怖を覚えて止められなかった、上野容疑者の体罰
市教委は会見で、教諭が入部間もない生徒1人に10回以上投げ技や寝技を掛け、途中で失神すると、ビンタをして起こし、さらに投げ技を繰り返したと説明。仮入部中のもう1人にも寝技を掛け続けたという。副顧問は恐怖を覚えて止められなかったとし、目撃した生徒らが「恐怖を感じた」と話したという。
逮捕容疑は9月25日午後、部活動中に柔道技を掛けるなどして男子部員(13)に背骨を折る全治3カ月の重傷、別の部員(12)にも首に軽傷を負わせた疑い。
市教委によると、同部OBが差し入れたアイスクリームが部室の冷蔵庫からなくなり、部員2人が食べたと認めると、教諭が練習と称して暴行を始めたという。森教育長は「恐怖は筆舌に尽くしがたい。その気持ちを推し量ると胸が押しつぶされそうだ」とし「信頼回復に向けて全力で取り組む」と述べた。
神戸新聞NEXTより引用。
過去には柔道部員の鼻の骨を頭突きで折り、今回は背骨をへし折った。
上野容疑者の体罰は、柔道部員1人に10回以上投げ技や寝技をかけ、失神してもビンタをして叩き起こし、さらに続けられた。
目撃した他の生徒は恐怖を感じ、柔道部副顧問も恐怖を覚えて止められなかったといいます。
逮捕された上野容疑者の人物像を想像してみました。
想像される上野容疑者の人物像
想像される上野容疑者の人物像。
過去に3度の処分歴があり、生徒が失神しても体罰を続けていることから、頭に血が上ると見境がつかない人物であることが想像できます。
twitterには、上野容疑者の教え子であると名乗る方から、上野容疑者についてツイートがありました。

数年前まで上野宝博先生に教えてもらっていた生徒です。 上野先生は普段はとても優しい先生です。 先生が怒るときは怒るべき理由があるときだけです。 体罰を日常的に行っている先生ではありません。
上野容疑者は、普段はとてもやさしい先生で、怒るべき理由があるときだけ怒る。
体罰を日常的に行うような先生ではない。
しかし、過去に体罰で3回の処分歴があり、生徒に鼻の骨や背骨を折るなどの大怪我を負わせている人物です。
やはり、キレると手がつけられない人物といえるのではないでしょうか。
上野容疑者の体罰について、ネットのコメントをまとめました。
ネットのコメント
体罰で逮捕された上野宝博容疑者には、過去に3回の処分歴があった。
上野容疑者の生徒だったという方の話によると、やさしい先生で、体罰を日常的に行うような人物ではないということでした。
今回の事件の原因は、柔道部員がアイスを黙って食べたことです。
確かに指導するべきことかもしれませんが、やさしい先生が生徒が失神し、骨折するまで柔道技をかけつづけるのでしょうか。
これは体罰ではなくて、傷害だと思います。
この記事がよかったらシェアしてくださいね。
コメント