今年の初めは新型コロナウィルスの影響で、生活が変わりました。
外出自粛、テレワークなどで、会いたい人に会えないといった方も多かったでしょう。
寂しさのあまり、ペットを購入した方もいらっしゃると思います。
この記事は、コロナ禍の中買われた猫のお話しです。
コロナ禍の中、36回ローンで買われた猫の末路

日本で飼われているペットの数は年々増加傾向にあり、その総数は15歳未満の子どもの数(1533万人)を追い抜きました。一般社団法人ペットフード協会が発表した「2019年全国犬猫飼育実態調査結果」によると、犬は879万7000頭、猫は977万8000頭で犬猫推計飼育頭数の全国合計は1857万5000頭です。
犬の飼育頭数は減少傾向にあるようですが、コロナ禍の在宅勤務で世話がしやすくなったことなどから、心の癒やしを求めてペットを飼う人が増えおり、これから飛躍的に飼育頭数が増加する可能性もあります。
しかしながら、犬や猫をペットショップなどで購入する場合の値段は高額です。一括で支払うことができずに、最近はローンを組んで購入する人も増えています。また、ペットの購入を目的としたローン商品を取り扱う銀行も出てきており、それを利用することが一般的になりつつあります。
東洋経済オンラインより引用。
コロナ禍の中、飼育できるかなど、後先を考えずに猫を36回ローンで買ったA子さん。
月々5000円の36回払いで猫を購入したのですが、飼い始めた猫の飼育費にどうすることもできなくなってしまいます。
相談を受けた翌日、Aさんの自宅を訪れると愛猫と共に出迎えてくれました。その猫はチャッピーという名前がつけられたメインクーンの男の子でした。しかし、歩く姿はヨロヨロで今にも倒れそうです。触ると全身が毛玉だらけで、体もガリガリにやせています。
抱き上げると、とてもメインクーンの成猫とは思えない軽さ。十分な世話もしてもらえず、まだまだ成長期であるというのに満足のいくご飯ももらえていないことがすぐにわかりました。持参したフードをチャッピー君の前に置きましたが、匂いを嗅いだだけで食べようとはしませんでした。
その様子から緊急性があると判断し、まずは私が引き取り、しっかり健康診断をして、体調が整ったら里親募集をしたらどうかと提案しました。するとAさんは「自分のことで精いっぱいなので、よろしくお願いします」とすんなりと同意してくれました。
すぐにチャッピー君を連れて帰り、動物病院で診察を受けると、衰弱していることに加えて、軽い熱中症の症状、腎臓の機能も低下していたため、回復するまで入院が必要との診断を受けました。猛暑であるにもかかわらず、Aさん宅のエアコンは稼働していなかったためです。
「もう数日遅かったら確実に命を落としていたかもしれないね」と獣医師は言います。チャッピー君の状態にまだ不安はあるものの、最悪の事態になる前に保護できたことが何よりの救いでした。
東洋経済オンラインより引用。
自分の経済力で飼育できるかどうかも考えずに、ローンで猫を買ってしまったA子さん。
チャッピーちゃんは一命を取り留めましたが、A子さんの身勝手さに胸糞が悪くなります。
この一件を読んだ方のコメントをまとめてみました。
ネットのコメント

ペットもローンで買う時代か…

手放してくれてよかった

生き物を衝動買いするとか
生き物を飼う資格がその時点でないよね

(´;ω;`)
ペットをいざ買い始めると、餌代はもちろんですが、予防接種など飼育費にお金がかかるのは当たり前ですよね。
置物やぬいぐるみとは当然違います。
寂しいからとか、ローンならなんとかなるとか、人間の身勝手な思いや考え方でペットを飼うのは良くないと思います。
不幸なペットがこれ以上増えないことを望みます。
>>「僕、どこに行くの?」安楽死なんてありません。とあるポスターの文章に胸が苦しくて涙が止まらない…
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参考:東洋経済オンライン、5ちゃんねる
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