子供社会だけではなく、大人社会でもある「イジメ」。
小さな社会でマウントを取り合ったり、気に入らない人を排除しようとしたり、イジメにあった方は酷く心に傷を負うこともあります。
中学校時代に友人がイジメにあっていたというさかなクンが、「いじめられている君へ」と題して、こんなことを話しています。
いじめられている君へ
丸顔さん(@YEYtQlPmisNBaXH)のツイートに添付された、さかなクンによる「いじめられている君へ」。
朝日新聞に2006年12月2日に掲載されたものですが、友人のいじめを経験したさかなクンが、いじめられている人に向けてメッセージを発信しています。
さかなクンのメッセージを要約します。
さかなクンの「いじめられている君へ」の要約
- 中1のときに、同じ吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときががあった。
- いばっていた先輩が3年になったとたん無視されることもあった。
- イジメは魚の世界(メジナ)に似ている。
- メジナは広い海では仲良く泳いでいるが、狭い水槽に一緒に入れると、突然一匹を攻撃し始めたことがあった。
- イジメを受けている魚を水槽から出しても、次のターゲットをいじめる。
- 広い海ではこんなことがないのに、なぜ小さな水槽ではいじめが起きるのか。
- 仲間はずれにされた子と一緒にいると、その子はホッとした表情だった。
- 励ましたりできなかったけど、誰かが隣にいるだけで安心したのかもいれない。
- 大切な友達ができる時期、小さなかごの中の中で誰かをいじめたり、悩んだりしても楽しい思いでは残らない。
さかなクンは最後に「外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へでてみましょう。」と結んでいます。

いじめられている君へのみんなの反応
子供の世界だけではなく、大人の世界でも同じなのかもしれません。
誰かが寄り添ってあげることができたら、いじめにあっている人の心を少しでも楽にできるかもしれない。
誰かが「やめよう」と言えたら、いじめはなくなるかもしれない。
さかなクンからの「いじめられている君へ」。多くの人に伝えたいですね。
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参考:Twitter
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