今から60年前の1960年代にバレエダンサーとして活躍されたある女性。
アルツハイマーを患い、記憶を失った彼女が再び「白鳥の湖」を舞う姿がTwitterに投稿されていました。
60年前にバレエダンサーとして活躍していたアルツハイマーの女性
1960年代にニューヨーク・シティ・バレエ団のバレエダンサーとして活躍していたアルツハイマーの女性。記憶を失い、車椅子で生活していた彼女に『白鳥の湖』を聴かせると、当時のままの美しくしなやかな踊りを披露しました。
この動画は2019年にスペインの非営利団体である「Música para Despertar」によって撮影され、今年10月30日に公開されました。
credit:Música para Despertar(@DespertarMusica
)
source:https://t.co/MErTX5QuWU— エピネシス (@epinesis) November 9, 2020
2019年に撮影された動画だそうですが、「白鳥の湖」を聞いた女性が、腕を上下させるしなやかな動きをされています。
ネットのコメント

号泣でした。踊る人はいつまで経っても踊りたいんです。
3歳の時に踊った踊りは、曲が流れれば身体は動いてしまいます。踊る人は赤いくつを履いてしまった人です。
彼女は今も踊っているのですね。— harrymama (@harrymama0830) November 9, 2020
アルツハイマーではあるが、ちゃんと過去の事は覚えている。バレリーナにとって白鳥湖は耳タコだと聞いたけれど、身体に芯から染み付いたものは一生残っているんだね。
人間って素晴らしい。— Roux (@Roux_Castle) November 9, 2020
無理だ踊れない、というように頭を振って、そこから男性が手のひらに小さくキスを落とすと一瞬で彼女の頼りなさげな手が白鳥の羽になりバレリーナの血のままに踊る流れがあまりにも美しく感動しました。バレリーナの腕はきっと神様が動かしているのでしょう。
— はな (@_8nack) November 9, 2020
アルツハイマーに侵されていても、バレリーナとしての魂は消えてはいない。
身体の奥底に今もバレリーナ魂は輝いています。
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