男が知らない女性宅に侵入して行為→男性無罪→なんで?無罪理由は○○がちょっとだけ違ってたから【謎判決】

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面識のない女性宅に侵入し、女性と性交するという事件。準強制性交と住居侵入の罪に問われた裁判で準強制性交について無罪になるという何とも謎判決な裁判がありました。

この記事では、準強制性交と住居侵入の罪に問われた裁判で、準強制性交が無罪となった理由についてお話しします。

準強制性交と住居侵入の罪に問われた裁判の判決

面識のない女性宅に侵入し、女性と性交するという事件の判決は、住居侵入罪のみで懲役8月(求刑懲役5年)、準強制性交については無罪とされました。

判決は昨年12月17日付で、住居侵入罪のみで懲役8月(求刑懲役5年)とした。検察側、弁護側双方控訴せず確定した。

日刊スポーツより引用。

被害にあわれた女性は控訴しなかったようですが、なぜなのでしょうか。判決に納得されたということなのでしょうか。

準強制性交ってどういうこと

準強制性交とはどういった罪なのかを調てみました。

準強制性交等罪とは,心神喪失又は抗拒不能となった人に対し上記行為を行った場合―例えば,酩酊し,抵抗できない状態となった人に性交等を行った場合―に成立します。

「準」強制性交等罪とはいうものの,「軽い」強制性交等罪という意味ではなく,強制性交等罪と法定刑が同一の重大犯罪です。(5年以上の有期懲役)

弁護士法人中村国際刑事法律事務所より引用。

では、どういった場合に準強制性交が成立するのか。同じく弁護士法人中村国際刑事法律事務所さんのサイトで詳しく解説されています。

準強制性交等罪は,心神喪失又は抗拒不能状態の人に姦淫や肛門性交,口腔性交等の性交類似行為を行った場合に成立します。

「心神喪失」とは精神的な障害によって正常な判断力を失った状態のことを,「抗拒不能」とは心理的または物理的に抵抗ができない状態のことをいいます。

弁護士法人中村国際刑事法律事務所より引用。

被告の男性が準強制性交罪について無罪となった理由

男性が準強制強姦について無罪となった理由について、日刊スポーツに書かれています。

判決などによると、元被告は統合失調症で、2018年8月ごろ、大阪府寝屋川市の女性が住むマンション前を通った際、「ここやで」と声が聞こえ、運命の人がいると考えた。同年9月10日未明、1階の女性宅に無施錠のベランダ窓から侵入。女性が「カズキやんな」と知人の名前を言ったところ、元被告は「カズアキ」と自分の名前を呼ばれたと思い込み、特に返答はせず暗い室内で性交。終了後、女性が勘違いに気付いた。

検察側は、元被告が自身を知人だと誤信させ、女性を「心理的に抗拒不能」な状態にし性交に及んだと主張。だが渡部裁判長は、1文字違いだったため自分の名前を呼ばれたと勘違いした元被告が、女性が性交に応じると思い込み、誤信させたという認識がなかった可能性があると判断した。(共同)

日刊スポーツより引用。

名前が一文字違いで女性が知人と勘違いした。裁判長は、女性が性交に応じると思いこみ、誤信させた認識がなかった可能性があると判断したので準強制性交罪にはあたらないと判断した。

この判決を見ていると、恋人などに勘違いさせて性交するのはOKという印象を受けてしまいます。知らない人に行為をされて、訴えても罪が認められなかった。何とも謎な判決のように思えますね。

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