2020年、安倍政権時に行われた新型コロナ緊急対策。
国民1家庭当たり2枚のマスクを配布するという対策がありましたよね。
2枚のマスクを配布するのに要した費用や、配布時期についていろいろな意見、考察がありましたが、アベノマスクは現在どうなっているのでしょうか。
大量に配布された「アベノマスク」の現在

アベノマスクの現在について、京都新聞に追跡記事が掲載されていました。
・昨年5月以降、政府から京都市内の家庭に届いた布マスク。マスク不足が解消された後だったこともあり、京都市役所に寄贈する動きが広がった。その数は約9700枚。
・京都市伏見区の砂川小職員室を訪れると、「非常用」と記された段ボールがあった。中には約80枚の布マスク。寄付を受けて市役所から配布された30枚に、政府から届いた児童、教職員用の残りを加えて保管していた。
・「布マスクは小さく、子どもの顔にぴったり。在庫はほとんどない」とする幼稚園や「校内でマスクのひもが切れたりした場合に渡している」という中学校などから、感謝の声が聞かれた。
・一方、「機能面に劣る布マスクを嫌がる保護者もいる。児童には不織布製を渡し、布は残っている」とする小学校もあった。
京都新聞より引用。
非常用に備蓄されていたり、汚れや破損の替えに渡しているということで、アベノマスクは役立っていると言えると思います。
マスク不足はこの先あるのか
新型コロナが流行し始めた頃、マスクの買い占めが起こり「マスク不足」となりましたが、この先、マスク不足は発生するのか。
京都新聞によると、マスクの出荷量について2020年春と比較すると、2倍になっていると書かれています。
・業界団体の日本衛生材料工業連合会によると、昨年春に比べ、マスクの出荷量は2倍以上、生産能力は3~4倍に増強され、「全国に緊急事態宣言が広がったとしても、マスク不足の心配はない」という。この状況下で、政府が“スガノマスク”を配布することはないだろう。
京都新聞より引用。
生産能力も3倍強になっているので、よほどの買い占めでもない限り、マスク不足は発生しないと言えるでしょう。
今聞くと少し懐かしく感じてしまう「アベノマスク」ですが、アベノマスクの現在について、ネットのコメントを紹介します。
ネットのコメント
・インタビューこたえたひと、よく「重宝してる」とか「ありがたい」とか言えたもんだな。金をドブに捨ててゴミみたいな在庫抱えさせた結果しか残ってないのに
・税金の無駄遣い。
・コストパフォーマンスは十分あったのか、エビデンスを出して。支持者。評価者の皆様。
・また我が家にもまだあることを思い出しました。どうしたら良いの?
・アベノマスクって、何だったんだろうなぁ…。
・アベノマスクのおかげでマスクの需給バランスが取れて、値段が下がったことを忘れるな
・アベノマスクを批判する人達は、まさかとは思いますがウレタンマスクは使ってないでしょうね。
・執行された予算が効果があったのか検証が必要だわ( ´△`)
はちま起稿より引用。
アベノマスクが配布されていた頃、受け取らないという人もいましたよね。
備蓄している、有効活用しているというところもありますし、マスクの値段高騰に歯止めをかけたという点では効果があったのではないかなと思います。
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