アベノマスク受注非公表だった1社は「ユースビオ」⇒次々と露呈される隠された事実とユースビオ代表の回答…「利権を貪る政党案件か」

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アベノマスクを受注した4社の内、社名が公開されていなかった最後の1社が「ユースビオ」であることが判明しました。

この記事では、「ユースビオ」についてお話しします。

アベノマスク受注非公表だった1社は「ユースビオ」

アベノマスク製作を受注した4社の内、社名が非公開であった会社が「ユースビオ」であることがわかりました。

菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、政府が配布している妊婦用の布マスクを受注した4社のうち、公表していなかった1社は福島市の「ユースビオ」であることを明らかにした。

菅氏の説明によると、これまでに妊婦用の布マスクは約50万枚配った。介護施設などに配った約2千万枚の布マスクの一部だという。介護施設向けマスクを受注したのは、伊藤忠商事や興和、マツオカコーポレーション、ユースビオ、「横井定」の計5社で、横井定を除く4社が妊婦用マスクを納入。菅氏は「改めて確認を行い、ユースビオの納入分も妊婦用マスクに配布されていた。確認できたため、公表した」などと話した。

朝日新聞デジタルより引用。

社民党・福島みずほ党首が厚生労働省に対して行った質問への回答文章にも「ユースビオ」が記載されています。

菅官房長官の発表で公表された、「株式会社ユースビオ」ですが、「利権を貪る政党案件」ではないのかと噂されています。

アベノマスクを受注した「株式会社ユースビオ」の隠された事実

ユースビオについて、次々と露呈される隠された事実に、「利権を貪る政党案件」ではないのかという声が多数あがっています。

ユースビオの隠された事実:ペーパーカンパニー

「株式会社ユースビオ」の住所である、福島県福島市西中央5丁目54番6号。

そこには、平屋建ての建物に社名掲示がなく、公明党のポスターが貼ってあります。

ここは工場ではないので、マスクを生産しているわけではないのでしょうが、社名も掲示されずに公明党のポスターだけ貼ってあるとは、どういうことなのでしょうか。

株式会社ユースビオは、代表である樋山茂社長のペーパーカンパニーだと指摘する声もあります。

ユースビオの隠された事実:ユースビオは登記申請されていなかった

アベノマスク受注業者名について、社民党・福島みずほ党首が厚生労働省へ質問したのが4月10日。

厚生労働省が福島党首へ1回目の回答をしたのが4月21日。

株式会社ユースビオの法人登記は、福島党首が質問をした後に行われています。

アベノマスクが発注されたのは、当然ですが福島党首が質問した日より前の話し。

政府は法人登記されていない会社へ布製マスクを発注していたことになります。

ユースビオの隠された事実:国の指名競争入札参加資格がない

ユースビオは法人登記もなかったし、国の指名競争入札参資格もない。

では、アベノマスク受注業者はどうやって決められたのでしょうか。

ユースビオの隠された事実:会社所在地は日本の「タックス・ヘイブン」

福島県の一部は、復興のために法人税がゼロである。考え方によっては、これは日本のタックス・ヘイブンであると言わざるを得ないのではないでしょうか。

タックス・ヘイヴン英語tax haven)とは、一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される国や地域のことであり、租税回避地(そぜいかいひち)とも、低課税地域(ていかぜいちいき)、とも呼ばれる

wikipediaより引用。

樋山茂社長は、複数の会社をユースビオと同じ住所で登記しています。

そのなかの1つである「樋山ユースポット」は、2015年に復興庁の補助金を受けた際は食料品製造業として補助金を受け取っています。

福島県内を会社所在地とすることで、法人税の減税や免除を受け、復興の補助金も受け取っていた。

まさに日本の中の「タックス・ヘイブン」です。

ユースビオの隠された事実:公明党議員への政治献金

株式会社ユースビオの樋山茂社長と同姓同名の人物が、公明党の若松かねしげ議員へ献金していたという情報もあります。

ただし、同姓同名というだけかもしれませんし、収支報告書にもきちんと記載されていますので問題はないのかとは思います。

ユースビオ代表のインタビュー

SNS上で次々と露呈されるユースビオの隠された事実。

「利権絡み」「癒着があるのでは」などと憶測が広がっていますが、BuzzFeedのインタビューにユースビオの代表が「癒着はない」と回答しています。

「癒着は一切ないです。もし安倍さんと癒着があったら、もっと高い値段にしてますよ」

厚労省に名前を伏せるように頼んだこともなく、「最初に社名を出していいかと聞かれた時から、ずっと『いいですよ』とお伝えしています」。

ユースビオはもともと、ベトナムからバイオマス発電用の木質ペレットを輸入する事業を展開している。

「ベトナムマスク」と呼ばれる布製の立体型マスクを大量生産するメドが立ったため、地元の福島県や隣接する山形県への納品を模索。

途中で政府が一括購入する方針が決まったことから、国と契約したという。

同社と厚労省は契約の詳細を明らかにしていないが、関係者によるとマスクの単価は約130円、契約枚数は350万枚程度とみられる。

BuzzFeedより引用。

「ウチのマスクからは不良品などの問題はまったく出ていない」とインタビューに回答していますが、ユースビオ代表と書かれているだけで、樋山茂社長の名前が書かれていませんでした。

ユースビオへのみんなの反応

もしかすると、この話題は真実が報道されないまま隠蔽される可能性もあります。

これは東日本大震災までさかのぼるスキャンダルになるのかもしれません。

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参考:朝日新聞デジタルBuzzFeedwikipedia、Twitter

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