ライブドアニュースによると、1月24日、鹿児島市で53歳の息子を刃物で刺したとして、77歳の父親が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたそうです。
この記事では、鹿児島市で発生した77歳の父親が53歳の息子を殺害した事件についてや深刻化する「子供おじさん」「8050問題」についてお話します。
53歳無職の息子を77歳父親が日本刀で…事件の内容
53歳の息子を77歳の父親が日本刀で刺してしまう。事件の内容についてライブドアニュースから引用します。
24日夜、鹿児島市で53歳の息子を刃物で刺したとして、77歳の父親が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。目撃した人は父親が日本刀のようなものを持っていたと話しています。
佐藤勉容疑者は午後7時半ごろ、鹿児島市の自宅前の路上で、無職の息子の昭臣さんの腹などを刃物で刺して殺そうとした疑いが持たれています。「親子げんかをしている」という110番通報を受けて警察官が駆け付けたところ、昭臣さんが血を流して倒れていて、まもなく死亡が確認されました。
livedoornewsより引用。
地域住民の方によると、「怒鳴り声が聞こえていたので、けんかかなって思って。(1人が)血のようなものが付いているし、(もう1人が)日本刀のようなものを持っているから」
77歳父親は容疑を認めているそうです。







53歳息子は最近よく聞く「子供おじさん」か

最近よく聞く「子供おじさん」「こどおじ」という言葉。子供おじさんの意味をご存知でしょうか。
成人後暫く経っても実家から離れず、実家の子供部屋で暮らすおじさんのこと。
若い世代はパラサイト・シングルと呼ばれており、この言葉が流行した頃(1990年代後半)の該当男性達がそのままスライドした人間も多いと思われる。
ニコニコ大百科より引用。
実家に寄生している成人男性のことを言うようなのですが、最近は実家住まいの無職の方のことも広く「子供おじさん」「こどおじ」というようです。
そういった意味では53歳の息子も「子供おじさん」なのかもしれませんね。
深刻化する8050問題
8050問題とは、長期化した「ひきこもり」に関する社会問題のことをいいます。
8050問題(はちまるごーまるもんだい、はちじゅうごじゅうもんだい)とは、2010年代以降の日本に発生している長期化した引きこもりに関する社会問題である。
引きこもりの若者が存在していたがこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになる。これは80代の親と50代の子の親子関係での問題であることから「8050問題」と呼ばれるようになった。該当している親子の親には収入がなくなっている状態であり、様々な理由から外部への相談も難しく、親子で社会から孤立した状態に陥っている。
wikipediaより引用。
このニュースにでてくるのも77歳の父親と53歳の無職の息子。
ニュースだけでは息子が「ひきこもり」かどうか判断しかねるところではありますが、父親も77歳とご高齢で、現役で仕事をされているとは考えにくい。
収入や介護について親子の間で問題が発生し、口論となったあげく父親が日本刀で息子を…
今は推測ですが、こんな事件背景が想像できます。
雇用とは、福祉とはといろいろ考えさせられるニュースですね。
父親は殺人容疑で逮捕されましたが、この事件、内容を知れば知るほど胸が重くなります。
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